東京都は22日、新型コロナウィルスの「積極的疫学調査」の対象を縮小すると発表した。業務が逼迫する保健所の負担軽減を図るという。

調査対象を、濃厚接触者に重症化リスクのある人が多いと想定される場合(医療機関や高齢者施設の関係者の感染の場合など)に絞り込み、それ以外は原則として詳しく調査しなくてもいい、ということみたいだ。感染者が出た場合、誰が濃厚接触者にあたるかの判断は感染者本人や、その学校、企業などに任せるという。

 

厚労省は昨年11月、すでに都道府県などに対し、【重症化リスクの高い集団などを優先して調査する考え方を示し、さらに今月8日にはその考え方を柔軟に検討するよう通知した】(産経)という。

 

東京都の検査数のグラフを見ると,7日間移動平均で1月10日の12,155人が最大で減ってきている。1月28日の7日間移動平均で8962人。

陽性率は上がってるのかと思ったら、陽性率も1月7日の14.5%をピークに閉続け28日には7.8%になってる。

 

今よりもずっと検査数が少なかった4月、埼玉保健所の所長が2月末までは病院がパンクするのを避けるために検査数を絞っていたと認めたことが報道されたけど、今回も同じ理由で検査縮小、ってことになるんだろうか。

保健所が逼迫してるなら、追跡調査は保健所とは別の組織でやるって方向には向けないんだろうか。どうして検査対象を絞るって方向に行ってしまうんだろう。

 

 

山梨県では、【感染検査の対象を大幅に拡大し、隠れた感染源を早期に把握】し感染拡大の抑え込みを図る、と知事が1月8日にメッセージを出した。

検査対象を濃厚接触者から接触者へ拡大し、接触者についても原則全員に検査を行うことに加え、クラスター化しやすい施設への積極的な検査を行う。

同時に宿泊療養施設の受け入れ能力の拡大や運用の見直しで、検査拡大に伴う感染者の増加による病院の負担軽減についても述べている。

 

 

追跡調査の対象を絞ることがイコール検査数を減らすことではないはずだと思うけど、東京はそうなってしまっているみたいだ。山梨と同じ事を東京でやることはできないんだろうか。

隠れた感染源が隠れたままでは、数字に表れないところで感染は広がるばかりで止めようがなくなる。そうなれば重症者も死者も減ることはない。

 

本当に怖くなってくる。