7日、バイデン氏の勝利が米連邦議会で正式に認定されたという。11月の大統領選の結果を正式に認定する本来なら儀式的な日、だそうだけど、今回は暴徒化した現職大統領支持者らが米国連邦議会議事堂を一時占拠した、歴史に残る日になったみたいだ。

 

最初の報道で、暴動の中で重体と報じられた女性は死亡、他にも3名が死亡、後に警官1名の死亡も確認され計5名が亡くなる暴動という事態。

 

報道によるとホワイトハウス近くで開かれた抗議集会で、トランプ大統領が演説、敗北は認めないとして、支持者らに、バイデン氏の勝利を認める議員に圧力をかけるよう訴え、これを受けた支持者ら数千人が議事堂へデモ行進。暴徒化した一部が議事堂内になだれ込んだという。

これまでのトランプ大統領の言動と熱狂的支持者たちによる様々な出来事を振り返れば、今回の議事堂乱入事件もありそうな展開ではあるけれど。

トランプ大統領は、直接的な言葉を使って議事事堂乱入や騒乱を煽ったわけではないのだろうけど。11月の大統領選終了後から繰り返し執拗に刷り込まれてきた「不正に盗まれた選挙」という錦の御旗を、支持者たちは振りかざしたくてもうこれ以上たまらないってとこまで来てたのかもしれない。大統領にとっては仕込みは成功、って感じだったのかなあ。

イスラム国が世界中の隠れ支持者たちにテロ攻撃をけしかけるのとはもちろん違うけど、支持者の心を操るって1点では似てるような気がする。

 

8日の朝刊には連邦議会議事堂前に集結するトランプ大統領支持者らの写真が載っていた。

民主主義への前例のない攻撃、独裁国家ではなく民主主義大国米国で、悲惨な光景、など各国のリーダーからは悲痛な声が上がった、まさにとんでもない事件なんだろうけど。

このコロナ禍でこの密集、、。大統領選の最中の大規模集会の映像を見たときにも感じたけど、コロナ何するものぞって感じのパワーはすごいなあと思う。感心してどうする、とわかってはいるけれど。

 

議事堂内に侵入しようと窓ガラスを破ろうとする暴徒の姿や警官隊と衝突する映像は、「一部暴徒が議会に乱入」するイメージそのものだったけど、議事堂内に入り込んだ彼らが、堂々と議事堂内を練り歩く姿やペロシ下院議長の執務室内でくつろぐ(?)姿は、あまりに軽くてあっけらかんとしていて、事件の重大さと比べて見合わない。

 

11日には、民主党が、トランプ大統領の弾劾決議案を提出したという。決議案ではトランプ大統領が「反乱の扇動」をしたと指摘、「米国と政府機関の安全を著しく脅かした」と批判しているという。

ペンス副大統領が大統領を罷免するための対応をしなければ、下院による採決へと進み、上院へ。共和党が多数を握る上院で3分の2の賛同を得る見通しは立っていないという。

任期終了間近での2度目の弾劾。

 

分断なのか分裂しちゃってるのかわからないけど、これから4年、アメリカはどう変わるんだろう。支持者たちのパワーはそう簡単にしぼむとは思えないけど。