モーニングショーに出演した田崎史郎さんが、先日の日本学術会議の梶田会長と菅首相の会談について、トップ二人が直接会って話したことで任命拒否問題は決着がついたようなものだと言っていた。田崎さんによれば、菅首相は、梶田会長のことを話せばわかる人物だと評価したらしい。

これから先は田崎さんの言うように、日本学術会議のあり方議論だけが進んでいくことになるんだろうか。

 

83年に国会で、任命権は形式的なもの、と政府は言った。

けど、首相は今回6人を外し、形式的な任命ではないことを示した。

 

国家公務員の任命権者は首相➡︎学術会議会員は特別公務員➡︎推薦通りに任命しなければならないわけではない。

と2018年に内閣府内閣法制局が「推薦と任命」について考え方を整理した。これが、今回の任命拒否のよりどころになっているらしい。

「任命は形式的なもの」っていう国会での答弁をやっぱり2018年に変えた、って言うなら、任命権は首相にある、というのはスジが通る。

けど、83年の解釈を変えたわけではないという。

 

そうなると、単純に疑問なんだけど、「推薦通りに任命しなければならないわけではない」と「任命は形式的なもの」、ってどう両立するんだろう。

推薦通りに任命しなければならないわけではないけど、推薦通りに任命した、ってなら「任命は形式的なもの」だったことになるんだろうけど、「推薦通りに任命しなければならないわけではないから、6人は任命しなかった」というなら「任命は形式的なもの」ではない、となってしまうと思うんだけど。

 

何よりも、国会での答弁と内閣府内閣法制局の協議による考え方の整理と、どっちが優先されるんだろうってのがどうしても引っかかってしまう。

国会で、これはこういう解釈でいきます、と政府が答えたものを、後から内閣法制局が了承したからやっぱり変えましたなんてこと(前にも聞いたような手口だけど)をこれ以上なし崩しで認めるようなこと、本当にいいんだろうか。

 

それじゃあ、これからどんな法案の審議についても、政府の言葉を信用することができなくなる。