新型コロナの重症者数は全国で見ると、7月11日の32人から急増し、おとといには171人になったみたいだ。東京都の重症者数は11日時点で22人。東京都はこの辺りの数字で今のところ落ち着いている。

この落ち着いてる数字の理由はなんだろう。

東京は、最近徐々に中高齢者に広がってきたみたいだけど、若者が感染者の多くを占めてきたというから、その影響なんだろうか。3月4月の頃と違って治療や対処法がある程度見えてきたから重症化を抑えることに繋がってるのでは?とも言われてるみたいだけど。それは地方でも同様なんだろうか。

 

 

今日の東京新聞の記事によると、専門家分科会が使う、医療現場の逼迫状況を示す「病床使用率」の分母となる確保病床数について、国が公表する数字と実際に都道府県が確保している数字にズレが出ているという。

 

東京都の実際にすぐに使える病床数は2400床で、それをもとに病床使用率を計算すると59%になる。

厚労省の公表している東京の確保病床数は、3300床。分科会はこの数字をもとに病床使用率を43%としている。

実際の使用率は59%で分科会の発表数字は43%。実際は50%を超えてるどころか6割に届こうという数字。結構逼迫感がある。

 

同じことが他の府県でもあり、大阪は実際の使用率46%に対して分科会の公表値は30%、千葉は実際57%で分科会の発表は25%。埼玉や愛知など、分科会の発表数字と実際の使用率が変わらない自治体もある。

 

報道によると、東京都は4月から5月の感染ピーク時に実際最大3300床確保したものの、その後感染者の減少

で確保病床も減らしたという。

東京都は、【5月末、厚労省に減らした後の数を報告しようとしたところ、「最大時に確保見込みの数字なので、3千3百のままで報告してほしい」と言われたという。】

なぜ3300のままで報告して欲しいと国はいうのか。専門家によれば、厚労省には『都は過去の最大値の病床を確保するべきだ」という考えがあるのでは』という理由みたいだ。

厚労省は、都の現状が2400床だと知ってるけど「1週間ほどで最大数を確保できるはず」と話してるという。

でも、都は、とてもそこまで増やせる状況にない、という。

 

こうあるべきという数字を出すはいいけど、その「あるべき」数字を基に対策の判断のベースの一つとなる病床使用率を出したら、判断を誤る危険があるでしょう。と、素人でもおかしなことだと思う。

意図的なごまかしでないなら、現実を見ない希望的観測にすがった数字ということになるんだろうか。

リアルより「あるべき」を重視。結果は後手後手ってことなのかなあ。