安倍首相は、官邸で記者団に、「今再び緊急事態宣言を出す状況にはない」「検査能力にはまだ余裕があるので、都道府県と連携して、陽性者の早期発見、早期治療を進めていく。次が重症化の予防だ。病院や高齢者施設における検査能力を強化」リスクの高い高齢者などへの感染防止に尽くすと述べたという。

 

3万いくらかの検査能力に対して1万いくらかの検査しかしていないようだがら、その意味では確かに検査能力にはまだ余裕があるんだろう。

ただテレビの報道などを見ていると、地域によっても温度差があるようだ。

 

ニューヨークでは、グーグルマップで検査を受けられる場所が検索できるという。美容師やタクシードライバーなど多数の人と接触する仕事をする人は、2週間ごとのPCR検査が義務付けられてるという。また住民なら誰でも回数制限なしにいつでも検査を受けられると、羽鳥さんのモーニングショーで紹介していた。

現状死者数はゼロ、感染者数も2桁に抑えられているという。検査と追跡を徹底していると言っていた。ただ、レストランはいまだに店内営業は許されておらず、美術館なども閉められているというから、経済活動はまだ制約があるみたいだ。番組では言及されなかったけど、そこで働く人たちはどうしているのだろう。

 

政策大学院大学の統計数理・数理工学を専門とする土谷先生の試算によると、このまま何の対策も取られなければ、東京都の陽性者は今月30日には615人、来月27日には3388人に達するという。

22日の都のモニタリング会議で、杏林大の山口主任教授は、「国のリーダーが伝えている『東京は逼迫していない』というのは誤りだ」と述べ、対応の長期化で医療現場は逼迫していると危機感を訴えたという。

 

ここ数日、東京オリンピックがらみの話題をテレビでよく目にする。

個人的にはオリンピックが開かれる状況を想像することはできないけれど。国のトップの人たちは、どれだけの時間を今この問題に割いてるんだろう。

 

4月の頃と今とでは重症者数や死者数が違うことに注目すべきだという声がある一方、重症者数は陽性者の拡大に遅れてやってくるという声も聞く。

それは1週間後か2週間後になってみなければわからないことだけど、医療現場が逼迫しているというのなら、その声こそ一番に聞かなきゃならないし、4月の頃も今も、医療を崩壊させないということだけは変わらないと思う。