緊急事態戦宣言が解除された後から専門家会議が廃止される前までの間の、どこのタイミングだったかは定かでないけど、専門家会議の尾身副座長(当時)が、これからはクラスター対策中心にやっていくことになると述べていたのを覚えている。

その言葉を聞いた時、秋冬にはほぼ確実に来ると言われる第2波に備えて、PCR検査を世界平均に近づけるつもりはもしかしたらないのかもしれないと思った覚えがある。

 

 

7月16日の会見で、新型コロナウィルス専門家分科会の尾身会長は、100%ではない感度と特異度の問題をあげ、PCR検査は有症状者と無症状かつ事前確率が高い人への検査を優先するという方針を示した。

感染流行地域の全員検査も現実的でないと言っていた。

 

素朴な疑問なんだけど、無症状かつ事前確率が高い人に対する検査についてだって、感度・特異度の問題は当てはまると思うんだけど、検査数が少なければそれは問題にならないということなんだろうか。

そもそもよく言われている感度70%、特異度99%という数字は正しい数字なんだろうか。本当に感度70・特異度99だとしたら、日本とは桁違いの検査を行ってる世界各国で、大量の擬陽性者が出るだろうから何かしら問題になっているのでは?と思うんだけど。世界平均の感度・特異度と日本のそれは異なるんだろうか。

 

今日の報道によると、安倍首相は、「GO TOトラベル」が始まったことを受け、慎重に経済活動を再開していく方針に変わりはない、と官邸で記者団の質問に答えたという。高齢者施設での検査も徹底的に行っていく、とも述べたようだ。高齢者施設等については出張方式の検査が実施できるよう検討を進める、とのことだけど、感染者が出ていない高齢者施設についても、出入り業者等も含めて検査を拡充していくということなんだろうか。

先日の尾身会長の会見では、高齢者施設などの無症状者の検査については、感染が1例でも出た場合に対象にすると報道されていたけど、どうなるんだろう。