羽鳥さんのモーニングショーが取材した国交相の幹部は、「GO TOキャンペーン」について、「正直多少の感染者がでるのは想定内」だと述べたという。その幹部によれば、感染者がゼロになるまで旅行を控えろでは何も生まれない、そんな国でいいのかという話、らしい。

 

現状感染者は若い人が多いし、重症者が少ない、病床も逼迫してない、検査能力も上がっている、4月とは状況が違うと政府はいうけど、陽性率も上がってるという。検査数が増えて陽性率が上がってるということは、4月の時以上に見えない感染が広がっているのではないかと不安は消えない。

 

最大限控えめに言っても、多分大方の国民は消極的な受け止めをしているだろうトラベルキャンペーン。それでもやっぱり実施するらしい。

 

 

~~感染者が増えても構わない。経済を生かすためには、多少の犠牲も仕方ない。この感染症で重症化し、死に至るのは、高齢者や持病のある人たちだ。一方、医療費や年金の支払いは国の財政を圧迫している、、、。~~

 

そんな風に考える人たちが出てくるのではないかと、モーニングショーの玉川さんが言っていた。そんな考えが出てくることを玉川さんは恐れていたらしい。高齢者や持病のある人たちが危ないという、この感染症の性質がわかってきた頃から、もしかしたらと、恐れていたみたいだ。

 

番組では、軽症や無症状車の中に、入院や施設入所を拒否する人の問題も取り上げていた。借り上げホテルの契約期限切れで、現状東京都ではホテルが満室、その分入院数が増えているという。(昨日の段階で679人。7月7日には427人だと報道されていたから、増え方がすごい)

病床を圧迫しないために、本来は入院という法の規定を、軽症や無症状者は施設に入所という形の運用をしているはずなのに、現状は本末転倒な状態らしい。

                                                    ただ、仮にホテルを確保したとしても、施設入所拒否に対して罰則などはなく、保健所としても強制的な措置をとる手段が実際の運営体制上ないらしい。

コメンテーターとして出演していた医師が、結核の時も同じような問題があったと述べていた。ただ、結核は本人としても症状が強いし、患者数も少ないし、説得すればなんとかなるケースがほとんだったみたいだ。

無症状で感染力があるという性質は、本当に厄介だってことか。

 

都では新たにホテルの借り上げをするみたいだしそんなことにはならないと思うけど、仮に病床数や施設数が逼迫するようなことがあった場合、また以前のように検査数を絞るような方向に流れないか。指摘されてみれば確かに、その恐れはありかもしれない。

 

 

もしかして、安倍首相は本気で「日本モデル」の成功を信じてるんだろうかとも思ったこともあったけど、そうじゃなく、国交省の幹部の言葉が政権共通の本音なのかもしれない。

感染ゼロになるまで旅行を控えるなんて極端なことを考えている人はそうそういないと思う。医療崩壊を起こさせないために、感染の急拡大を防ぐと、当初から言われていた通り、感染ゼロを求めているわけではない(そうなればいいと本当に思うけど)。ただ、最初から多少の犠牲もやむをえないと政権が考えるのは、ちょっと受け入れることはできないなあ。