河井元法相と妻の案里参議院議員参院選をめぐる買収の疑いで逮捕された。

昨日の午後のワイドショーでそのまんま東さんが、買収の容疑についてコメントしていた。

 

河井元法相がお金を配ったのは、参院選の3、4ヶ月前というのがネックになるのでは、と東さんは解説していた。選挙の1ヶ月前にはお金を配ってはいけないというのがこれまでの暗黙のルールだか慣習だかで、3、4ヶ月前に配った物を買収とするのは、これまでのルールを根底からひっくり返すことになる、ということらしい。

 

報道によれば、文集の取材に応じた河井案里議員も、県議や首長らに現金を渡した件に関して、説明できないようなことは何もしていない、と説明してるみたいだ。

 

「今回これを買収だと私たちが認めてしまったら、日本の選挙のやり方そのものを変えることになるし、公選法の精神をも変えてしまう。陣中見舞や当選祝いを自分が出る選挙の前に持っていけば全部『買収』となる、というのであれば、他のみんなも(選挙違反で)やられてしまう。」と述べたようだ。

 

買収容疑・総額およそ2500万という表現と、自民党本部から1億5千万入金という情報と、テレビで見た、元市町村の長という方が現金を実際に受け取ったと答えるシーンや、顔出しなしで白い封筒に入った現金をポケットに押し込まれた、などというシーンから、ずいぶん無防備にお金を配りまくったんだなあと、若干不可思議な感じもしながらも、強い相手に勝つためには無理な選挙活動もしたのかなあとなんとなく思っていた。

で、その配られたお金については、こっそり秘密に配られた現金、裏金っていうイメージを抱いていた。

 

案里議員の説明によればどうやらそれは違うみたいで、陣中見舞・当選祝い等の名目のその金は相手の収支報告書にも載っているはずのものらしい。そういえば、記者団に囲まれた元首長も収支報告書に記載している、と言っていた。

 

東さんのコメントや、案里議員の発言からすると、そうやって現金を配ることは政治の世界では常識、ということになるみたいだ、多分。

で、東さんの説明によれば、配る時期の違いが、常識が買収か、という境界になる、ってことなのかな。

 

時期がどうだろうと、多分そのためなんだろうなあと受け取る相手が思うような現金を配るってのは、やっぱり買収というのではないかと、選挙の世界の常識を知らない素人としては思う。

だから昨日テレビで東さんが、なんでもないような調子で「金を配る」という表現を使うのを聞いた時、結構びっくりだった。二人は買収容疑を否認しているという。裁判が開かれたら、どんな主張の戦いになるんだろう。