新型コロナウィルスの専門家会議の議事録が作成されていないという結構衝撃の事実が発覚したのが28日。

当のメンバーからも発言者の記載がある議事録の作成を求める声が上がったことを尾身副座長が会議後の会見で話したのはその翌日だった。

 

自由闊達な議論をしてもらうために発言者を特定する議事録は作らないという政府の説明を聞いた時は、匿名でなきゃ自由な発言ができないような専門家たちの提言で、接触8割減だの何だのを決めたのかと愕然としたけれど、そうではなかったみたいだ。名前が議事録に出ようが出まいが発言する内容は変わらない、というメンバーの先生の発言を知り、ちょっとホッとした(ホッとするってのもへんな感じはするけれど)。

 

いつになるかわからないけど、このコロナ禍の本当の終息が訪れた時に行われるだろう様々なレベルでの検証。相手は未知のウィルスだから、政府の対応の全てが肯定されるという検証結果にはならないかもしれないけど、専門家の先生方はそれぞれ本当に現場持てるすべての力を尽くして議論しているというプライドを持っておられるからこそ、名前が出ようが出まいがそんなことで発言は変わらないという声になるんだろうと思う。

 

名前が出たら自由な発言ができないと言わんばかりの政府の説明は、専門家会議のメンバーへの大変な侮辱であるような気がする。

そもそも、名前が出たら自由な発言ができないという発想が出てくるのは、自分たちがそうだから、なんだろうか。