先週、日本医師会有識者会議が、アビガンを念頭に、「科学を軽視した判断は最終的に国民の健康にとって害悪」だとして拙速に特例的な承認を行うべきではないと提言したという報道があった。

その翌日(だったか翌々日)には、アビガンの臨床試験の中間段階での解析結果について、これまでのところ有効性について判断できず、さらに臨床試験を進めて検証する必要があると報道された。

その後、アビガンの臨床研究を行っている藤田医科大が、その報道について、「(中間解析は)薬剤の効果を判定するものではない。違う形で報道されている」と見解を発表。

 

 

新型コロナウィルス感染症の治療に当たっている現場の先生が、自分の母親には躊躇なくアビガンを使うとテレビの番組で言ってたのが印象に残ってる。

安倍首相は以前国会で、アビガンを使いたければ患者自ら病院に希望して欲しいと言っていた。菅官房長官は有効性・安全性が確認されれば5月中の承認を目指す考えに変わりはないと会見で述べたというけど、どうなるんだろう。

 

アビガンにレムデシビル、サイトカインストームにはアクテムラ、と、それだけじゃないんだろうけど、症状の段階に合わせていくつもの薬の名前が上がってきている。

どれも新型コロナのために作られた薬というわけではないことは理解しているけれど、治療薬もワクチンもないんだから検査して陽性だとわかっても仕方ない(からPCR検査は絞るべき)、とか言われていた初期の頃とは治療の状況はまるで違うのは確かなようだ。

 

なんで、ここにきてアビガンに関してネガティブな印象の報道が(中間段階での解析結果が出されること自体異例だともいう)出てきてるんだろう。

そもそもアビガンは、今、どういう病院でどう使われているんだろう。適応外処方として、医師の裁量と患者へのインフォームドコンセントで処方は可能、だと言うけど。

アビガンを使えてれば重症化しなかったかも、なんてケースはあるんだろうか。