ハイキュー!! 第384話 最強の囮・2 感想

最初に日向を最強の囮と呼んだのは、影山だった。エースに憧れていた日向は最初不満だったみたいだけど、試合を重ねる中で少しづつ「最強の囮」としての役割に手応えを感じるようになった。

日向が手応えを感じているんだろうなあという描写も、結構見てきたと思う。

 

カモメに負けた試合で、日向はついに「最強の囮」という異名に、心からの誇りを持てるまでになったように思う。憧れて目指してきた「小さな巨人」という異名よりも「最強の囮」がいい、というまでになった。影山くんじゃないけど、やっと気づいたか、って感じではあったけど、この時の一言は結構灌漑深いものがあった。

ただこの時の「最強の囮」は、影山なしにはありえない、影山の精密なトスワークなしには機能しない「囮」だったけど。

 

今回のタイトルは「最強の囮・2」。精密なトスワークを誇るセッターなしにも機能する「囮」みたいだ。攻撃でなく防御で、相手を誘い込む「囮」。「最強の囮」第2形態、らしい。

 

 

日向の小ささを逆手に取るような(小さいのがチョロチョロする目障りさも計算のうち)「最強の囮」っていうアイデアは面白かった。試合を重ねる中で日向自身が「最強の囮」に目覚めていく過程も、壁にぶつかっては乗り越えることを繰り返しやってきたから、日向がその度強く、うまくなっていくことを、読者としても素直に応援できた。

 

 

この第2形態も、ビーチバレーの2年間があってこその進化した形ということになるんだろうとは思うけど。

個人的には、この進化にはちょっと説得力が足りないような気がする。

いつの間にこんなことまでできるようになったんだ?って印象の方が強い。ビーチバレー編で覚えてるエピソード自体がほとんどないから、そう思うってしまうのかもしれないけど。

 

 

まあ、タイトルには全然関係ないけれど、今回一番のサプライズは影山くんが英語で会話してる、ってことでした。