頑張る現場を指揮し支える方に問題がないかが問題な気がする

昨日朝の読売テレビの番組で、インタビューに答えた加藤厚労大臣は、船内で活動した職員たちは症状がなければ検査せずにそのまま職場復帰しているというのは事実かというキャスターの質問に、作業によって異なるし、確認している最中であり、今は答えられない、と答えていた。

今朝の新聞によると、船内で作業をした職員は医療関係者や検疫官を除いて検査をし、下船後二週間は自宅勤務にすると22日に公表したという。対象は41人。

結局、キャスターの質問通り、検査せずそのまま職場復帰していたということだったんだろうか。

 

 

同じ日、「ダイヤモンド・プリンセス」から下船した乗客のうち、23人について、14日間の船内待機期間中にウィルス検査をしていなかったと、加藤厚労相が「ミス」を謝罪した。

 

 

サンデージャポン」というテレビ番組で、新型コロナウィルスの一連の問題について、爆笑問題の太田さんは、検証は大事だけど今じゃない、と言っていた。今は国会で足の引っ張り合いみたいなことをするのはどうかと思う、という。検証は後ですればいい、と。

クルーズ船の乗客で亡くなったうちの一人が発熱から一週間放って置かれたことについて発言したコメンテーターは、対応に誤りがあれば検証して対応を変えていかなければならないというようなことを主張していたけど、番組全体としては、「現場は出来る限りの事を力を尽くしてやっている、だから今はオールジャパンで、批判的なことは言うべきじゃない」という流れだったように思う。

 

失敗を検証して次に活かす・対応を変えることは、頑張ってる現場を批判することではない。

今回の感染拡大がひと段落した時に、今後に必要な法や制度、機関を整えるため、今回の各段階での対応を総括することはもちろん必要なことだと思う。その意味で、検証は後、というのは理解できる。

でも、騒動の最中に対応の誤りがありそれに気づいたなら、その気づきを即時に生かして対応を変えていかないと、変化する状況に追いつかないような気がする。最初に立てたプランに誤りがあると気づいたなら、プラン変更するのは当然だと思うんだけど。

政府の対応への批判の中には、プラン変更のために必要な気づきもあると思う。

 

政府の対応を採点するとしたらその採点表には「頑張った・努力」という項目を入れるべきなんだろうか。