ANAホテルの回答、、の記事を読んで

17日の国会で、辻元清美議員は、ANAインターコンチネンタルホテルに問い合わせた結果を首相に質問した。

 

安倍首相は、「桜を見る会」の前夜祭を、ANAインターコンチネンタルホテルで2013年からの7年間で3回開いている。

 

辻本議員はそのANAインターコンチネンタルに書面で問い合わせ回答を得たという。

質問は4つ。

全て2013年以降の7年間に同ホテルで開かれたパーティ・宴会について。

1)この間のパーティ・宴会で、ANAホテルが見積書や請求明細書主催者側に発行しないケースがあったか

2)この間のパーティ・宴会でANAホテルが金額を手書きし、宛名空欄の領収書を発行したケースがあったか

3)ホテル主催ではない数百人規模のパーティ・宴会で、参加者個人から会費形式で代金を受け取ることはあったか

4)1~3について、主催者が政治家・政治家関連の団体であることで対応を変えたことはあるか

 

ホテル側の回答は明快で、いずれも「ございません」だという。

 

辻本議員は2013年からの7年間に行われたパーティ・宴会について、明細書発行や領収書発行、代金領収などの事実の有無について確認している。で、ホテル側は「ございません」。

 

昼休憩をはさんで午後、安倍首相は休憩時間中に事務所からANAインターコンチネンタルホテルに確認させたとして、辻本議員の質問に回答した。

 

それによると、ANAホテルは、辻本議員への回答は一般論であり、営業上の秘密から、個別の事案は含まれていないという答え。安倍後援会は見積書をもらっていない、会費はその場で集めたものをそのままホテルに渡し、ホテルが一人一人に手書の領収書を発行したというこれまで通りの説明を繰り返した。それもホテルに確認したという印象だった。領収書については、一般的に上様宛の領収書を発行することはあり、夕食会も上様の可能性があるという。

 

ANAホテルと辻本さんのやり取りからは、過去にそういうことがあったかどうかの事実を辻本さんが質問し、ホテル側はそういう事実はなかったと答えているようにしか受け取れないんだけど、首相の事務所が確認したところ、それは一般論で個別の事案は含まれていないという。

首相のいうとおりなら、ANAホテルは辻本さんに対して、例外はありましたよとわかるように答えないとあまりに不親切な気がする。

と言って首相の答弁をそのまま信じられるかといえば、どうなんでしょう。ホテル側に確認したという割に、領収書の宛名にしても上様の可能性がある、という答え方をしている。ホテルに確認したなら、事実は上様だったと、可能性ではなく確定で答えられるような気がする。1国の総理大臣が国会の場で、虚偽の答弁をするはずがないとは普通思うけど、普通じゃないことが起きまくってるから、ついつい。

 

 

辻本さんがANAホテルに質問したのが、宴会やパーティに関するホテルの方針やマニュアルなんだとしたら、一般論と個別の事案という回答が別に出てくるのはわかる気がするんだけど。辻本さんが聞いたのは過去の事実だから、そこに一般論と言われると何が何だかよくわからない。

 

 

ANAホテルが二枚舌なのかと思っていたら、毎日新聞の記事によると、ホテル側は「『営業の秘密」と申し上げた事実はない」と説明したという。

首相は、答弁の最中しきりにニューオータニの名を上げていたから、そちらのホテルと取り違えたんだろうか。

 

が、今日の時事通信の報道によれば、時事通信の質問に、ANAホテルは「国会での質疑に関しては、返答を差し控える」と回答したという。

 

結局ANAホテルは二枚舌だったのか?って思ってしまっていいのかな。