ウィルスとの戦い、、

「まるでウィルスの射撃場」

ワシントン・ポスト紙は、そう日本政府を批判してるという。船内で感染者が増える中でも隔離状態を続けている対応が問題みたいだ。

伝染病対策の専門家によれば、感染が増える中での隔離は、効果的でも合理的でもない上、倫理的でもないという。

 

ワシントンポスト以外にも、船内に留め置かれる健康な乗客の「心理的・情緒面のストレスは非常に正当化し難い」という批判もあるみたいだ。

 

国内初の死者が出て、感染経路がよくわからない感染者も確認された。日本感染症学会は、「すでに国内にウィルスが入り込み、街の中で散発的な流行がおきたいてもおかしくない」と、6日の時点で見解を出してる。それでも政府は、「流行、蔓延している状態ではないという見解を変える状況のデータはまだ持っていない」(14日の加藤厚労相という。

 

 

5日の時点での判断はともかく、その後感染者が日々増加するという状況の中で、日本政府は当初の対応を一向に見直すこともない。ようやく80歳以上の下船と全員検査を決断したようだけど。

今日の朝刊記事によれば、日本国内での散発的流行の可能性を指摘される状況でなお政府は水際対策での封じ込めという姿勢を変えていないという。

記事には【東京五輪パラリンピックへの影響や患者殺到による医療機関の混乱を避けたい思惑がある】とあった。五輪・パラリンピックへの影響を避けたいという思惑と、医療機関の混乱を避けたい思惑とでは大分性格が違うと思うけど、流行を認めたくないという点は一致しているということになるんだろうか。

 

 

報道によれば、米政府は、ダイヤモンド・プリンセスに乗船しているアメリカ市民などおよそ380人を、チャーター機で船から退避させる方針を固めたという。チャーター機は明日日曜日に羽田に到着、早ければその日のうちに出発するという。

12日(水)には、イスラエルが、同船に乗船するイスラエル国籍の15人を下船させるよう日本側に要請したという報道もあった。

 

 

政府が状況の変化に対応できているようには思えないのが不安。

ウィルスはなかったことにはできないとわかってはいるんだろうけど。