もっと他に重要なこと、という人は首相の答弁を聞くなり見るなりしたことがあるんだろうか

ペロシ下院議長が、トランプ大統領の一般教書演説後に原稿を破った映像は、結構衝撃的だった。原稿を破ったという文字の報道は読んでたけれど、本当に本人の真後ろの上段で全部ビリビリに破いていたとは。

「嘘が書かれていない」ページが見つからなかったというのがその理由で、トランプ大統領が演説前にペロシ議長の差し出した手を無視、握手をしなかったのが理由ではないという。

「彼は真実を引き裂いた。だから私はその原稿を引き裂いた」と、下院民主党の非公開会合で説明したという。

上手い事言うなあと感心しちゃあいけないんだろう。

 

 

ウクライナ疑惑をめぐる権力濫用と議会妨害の二つが争われた弾劾裁判はトランプ大統領無罪という決着がついた。けど、ウクライナ疑惑も先日発表された中東和平案さえも、外交の私的利用、私物化だという批判の声もある。

 

 

日本でも、「桜を見る会」に関連して、税金の私物化、有権者の買収などについて安倍首相が国会で野党の追及を受けている。

質疑が堂々巡りになるのは、名簿がない、領収書がない、明細書がない、ついでに名簿がないから記憶もない、からなのにもかかわらず、当の首相が「証拠を出せ」という主張をしたのにはもう笑うしかない。

昨日は、他に重大なことがあるのに延々この問題をやるのは恐縮だ、と、「もっと他に重要なことがあるだろ」って情報番組なんかでよくコメンテーターが口にする主張を、首相自ら口にした。

 

 

桜を見る会」の問題は、それ自体、日本のトップに関連して公職選挙法違反、公文書管理法違反、政治資金規制法違反等の法律違反の疑いが指摘されている、決して「もっと他の重要なこと」に引けを取らない重大な問題だと思う。そもそも「桜」だけ取り上げてるわけじゃないし。

 

 

首相をはじめ閣僚の人たちの態度を見てると、大した問題じゃない感がはっきりと伝わってきて、不安になる。モラル崩壊というより、法の下の平等なんて嘘っぱちとまでは言わないけど、結構怪しいものなんだと思わされてしまう。

辻元清美議員が言っていた普通なら「怖くてできない」ことをさらっとできる立場があるんだと、このまま受け止めてしまっていいのか?

 

 

それにしても、モリカケに続いての桜。私物化は他にないんだろうか。