あんまり最後最後と言われるのも気が重い、、センター試験が終了

昨日今日は大学入試センター試験。テレビのニュースで、「最後のセンター試験」と繰り返されるたび、浪人はできないという現高3生の声が悲鳴のように頭の中に浮かんでくる。

 

来年からは大学入学共通テストが始まる。

英語の民間検定試験や、国語・数学の記述式問題の導入は延期、文科省は在り方を検討し直す会議を設置したという。会議の検討期間は1年で、15日には初会合があったようだ。

 

報道によれば、延期が決まった英語4技能評価のための民間検定導入や記述式の導入なども含めて、白紙、原点から再検討するかどうかの認識の段階ですでに委員の間に食い違いがあるみたいだ。

そもそも共通テストは、高校教育、大学教育、大学入試を一体で改革する「高大接続改革」の柱とされ、入試を変えることで高校、大学の教育を変えるという理念に基づくらしい。

会議では、教育の課題は教育の現場で解決すべきだとその理念自体を批判する声も出た一方、理念を評価する声もあったという。

次回は2月7日開催予定で、民間試験活用などが決まった経緯を検証するという。会合では検証の徹底を求める声が相次いだというけど、それは本当ガンガンやってほしい。で、ガンガン報道してほしい。

 

それはそれとして、民間検定がなくなり、国語数学の記述式もなくなった来年の共通テストは、一体どうなるんだろう。

民間検定と合わせて英語4技能「読む聞く話す書く」を測ることになっていたのに、民間検定が延期。といって、もともと「読む、聞く」のみを測ることになっていた共通テストに、この段階で「話す、書く」を測る問題を入れ込むのは無理らしい。

 

英語民間検定や記述式導入など問題が指摘されまくりだったから、とりあえず延期になったのは良かったけれど、その導入を前提にして試験だったことを考えると、来年の共通テストはいびつか形になりやしないかとこれはこれで不安になる。在り方を検討している間にも受験生は前に進まなきゃならない。

 

 

大学入試センターの理事長のインタビューが新聞に載っていた。センターの前身の共通一次は5教科7科目だったのが、現状のセンター試験は科目数が30まで増え、私大の参加などもあり、受験者も増加。理事長もセンターの問題点として、試験が肥大化し運営が複雑になってきたと答えている。科目数の整理や、大学の難易度で2種類の試験を作るのも手だという私見も話していた。

センター試験にも問題点はあるにせよ、毎年試験実施後に受ける外部評価で90数パーセントが「良問」と評価され、これまで大きなトラブルもなく実施されてきたという。50万人超が受験する基礎学力を測る一次試験としては、それは大きく評価されていいと思う。センターで全てが決まるわけじゃなし、仮にセンター試験が知識偏重だというなら、あとは個別の大学が対応すればいい、と思うんだけど。

今更だけど、なんでセンターじゃダメなんだろう。