困った時の「悪夢の民主党政権」、、

桜を見る会」の招待者名簿を、内閣府が違法に取り扱っていた件に関して、菅官房長官は14日の記者会見で、民主党政権時からの前例踏襲だと説明したという。

 

長官は、民主党政権時代に「内閣府は名簿を管理簿に記載せずに廃棄していた。公文書管理法違反に該当する」と述べ、その民主党時代の取り扱いを「前例として漫然と後任に引き継がれてきた」と主張したという。

これまでの事務的なミスだという説明を変えたということになる。廃棄したとする招待客名簿の有無に関して再調査はしないという方針は変わらないみたいだ。けど、名簿の違法な取り扱いに関してはきっと聞き取り調査をし、その結果が、民主党政権時代からの前例引き継ぎ、という答えになったんだろう。

 

その民主党政権時代の前例は、東日本大震災のために開催が中止になった11年と、北朝鮮のミサイル問題で中止になった12年のことを指すみたいだ。鳩山首相の時の名簿は管理簿にも廃棄簿にも掲載し、適正に廃棄したという。

 

内閣府は、中止になって最終的には完成しなかった名簿でも、公文書管理法に則って対応すべきであった、という。

それはそういう解釈もできるのかもしれない。でももしそうなら、大災害のために中止になった会の使われなかった名簿といえども、公文書管理法にのっとって処理すべきだったというほど公文書の扱いに関して高い意識があるなら、なんで民主党政権時の誤った管理の例を安倍政権になってからもそのまま踏襲したんだろう。なんで安倍政権時に適正な管理をしなかったんだろうと?という最初の疑問はいつになっても解かれないままだ。

 

長く続いた「桜を見る会」の中の特異な2回の中止例を踏襲したとか言われても、誰がそんな主張を信じるというんだろう。「民主党政権にも責任があるという考えか」と問われた菅長官は「(民主党)政権自体に責任があるとは申し上げていない」と答弁したという。

報道によれば、消え入りそうな声だったらしい。

 

民主党政権時代、名簿の違法な廃棄、前例踏襲。この3つのワードがとりあえず報道されれば、悪夢の民主党政権がやっぱり悪かったんだという印象を振りまけるんだろうか。

 

なんだかなあ。