頑なな態度と毅然とした態度は違う気がする

今日24日、日韓首脳会談が行われる。去年9月以来意念3ヶ月ぶりになるという。

 

報道によれば、安倍首相は、徴用工問題について、韓国政府の責任で解決策を示すよう改めて求める方針だという。

 

韓国の国会議長は、日韓企業と個人から寄付金を募り賠償金のかわりに慰謝料として支払う案を国会に提出した。日韓請求権協定に抵触せずに解決できる案だというポジティブな評価もあるみたいだけど、元徴用工の原告団はこの案に対して反対の声明を出してるし、韓国の世論調査でも賛否が拮抗してるらしい。現に差し押さえている日本企業の資産を原告団が金銭化してしまったらどうするのか、日本企業からの寄付がそもそも集まらなかったらどうするかなど、法案の実効可能性の低さも反対の理由になってるみたいだ。

 

 

今朝の羽鳥さんのモーニングショーで日韓の問題を取り上げていた。

辺真一さんによれば、とりあえず関係解決策としてこれをたたき台にできるかどうかは、韓国の文大統領がこの案に本気で乗るか、乗ったとしたら、それを今度は安倍首相がどう受け止めるかが鍵になるらしい。

反対の声も多いというから法案が成立するかどうかも今後の話なんだろうけど。

 

 

そもそもの発端である去年10月の韓国の大法院の徴用工訴訟の判決について、安倍政権は一貫して日韓請求権協定を根拠に、韓国側が国際法違反の状態を続けているといい続けている。

久々登場の政治ジャーナリスト田崎史郎さんも、政府の主張と変わらない。これまで韓国に対して譲歩を繰り返してきて失敗し続けてきたから、今度はその失敗を繰り返さない。そのために毅然とした態度を取り続ける。のだという。

徴用公の問題については国際法違反を続ける韓国が解決策を出さなければならない、らしい。

 

コメンテーターの玉川さんは、日本政府の言う事は正しいとした上で、日本の植民地支配まで遡れば韓国側の感情を無視して正論だけ主張し続けるのは長い目で見て日本の得にはならないと述べた。その上で、譲歩の失敗を繰り返さないという田崎さんに、それで成功する見通しはあるのかと尋ねると、田崎さんは、やってみなければわからないと言う。

それは、成功の見通し何割、失敗の見通し何割、現状維持何割と、計算がたった上でのやってみなければわからない、なんだろうか。それとも、博打的なやってみなければわからない、なんだろうか。

 

安倍首相が、北朝鮮への最大限の圧力を言い続けていた頃、その圧力の先に何を見てるんだろうと、ずっとわからないままだった。今回相手は韓国だけど、そもそも韓国側が何をどうすれば日本側は満足するんだろう。

 

 

コメンテーターの青木理さんも田崎さんに、国際法違反だと主張するだけでなく韓国に寄り添う姿勢を見せなければ、日韓の今の状況を前に進めることはできないと問いかけたけれど、田崎さんは、ないですね、とたった一言突き放すように答えた。その時の田崎さんの頑なな表情が、とても印象的だった。

田崎さんは安倍政権の広報官というわけではないけれど、その頑なな表情を見ると、首脳会談で何かが進展するのはあまり期待できないのかも、と思えてくる。