「桜を見る会」の報道を見て

今日の東京新聞は、特にここのとこ話題になってるらしい、首相主催の「桜を見る会」問題が一面トップだった。

 

羽鳥さんのモーニングショーでもゲストに田崎史郎さんを呼んで、この問題を取り上げていた。

 

 

田崎さんによれば、自分も招待はされたけど(1回なのか何度もなのかはわからない)、以前に出席した人から、ほこりっぽくてほこりを吸いに行くようなものだという話を聞いたから出席したことはないという。しょっぱなから桜を見る会」自体が大した内容のものじゃないという印象づけをしたかったんだろうか。皇族や各国大使を招いてのイベントがそんなしょぼいものであろうはずはないと、普通は思うけど。

 

 

この会は、吉田茂首相の時に始められたもので、それなりに歴史のある会みたいだ。安倍首相が始めたものじゃない、と田崎さんは強調し、これまでの総理もみんな同じようなことをやっていたはずだと言った。特に鳩山元首相、菅元首相と民主党の元首相2人の名を挙げて、彼らも後援会を呼んでるはずだと指摘した。

 

政府によれば招待客のリストは、会終了後遅滞なく破棄しているそうだから、過去の首相たちが後援会の人たちを招待していたのか検証のしようもないけれど。まあ仮にあったとしても、さすがに850人に並ぶ規模の招待はまずないだろうと思うけど。

田崎さんは、しきりに民主党政権の時もことも調べなきゃいけないというようなことを主張していたけれど、同じテレビ朝日の夕方のニュースによると、2011年の菅首相の時と、12年野田首相の時は、それぞれ東日本大震災北朝鮮のミサイル問題を理由に、この会自体が開催されなかったというから、田崎さんは少なくても菅元首相については間違っていたことになる。

 

 

 

安倍首相も何かにつけて民主党政権を引き合いに出すけれど、田崎さんも同じような傾向があるみたいだ。

 

 

番組のコメンテーターである菅野弁護士の話ぶりからは、850人の後援会員を招待していたとしても、それは法をすり抜ける行為ではあるけれど、何か法に違反するという話にはならないみたいだ。

でも、普通の国民の感覚からすると、自費でメロンやカニを配るよりも、税金を使った接待という点で、もっと悪質な行為のように感じる。

権力の濫用、公式行事つまり税金の私物化。と漢字を並べると、長期政権のゴージャスな奢りのように思えるけれど、税金を使った接待、と書くと結構せこい。

 

 

自民党の二階幹事長は、首相の後援会員招待の是非について、「議員が選挙区の皆さんに配慮するのは当然」「問題になるのか」と述べたそうだけど、もうこうなるとどこから突っ込んでいいのやら。

ただ報道によれば、与党議員の推薦枠があり地元の支持者も多数招待されているというから、二階幹事長は心底、何が問題なのかさっぱりわからない状態なのかもしれない。

 

 

安倍首相は個人情報であること理由にして、招待客については明らかにしていないという。さらに招待客リストは、保存期間1年未満の文書として会の終了後速やかに廃棄している、と内閣府の官房長が説明している。

年賀状を出したから宛名リストを削除する、って感じ?

普通の感覚ではちょっと廃棄はありえないけど、政府の組織ではそれは常識なんだろうか。