ハイキュー!! 第357話 導・2 感想

「導・1」は、音駒戦序盤のエピソード。ピンチサーバーに入った山口が、音駒の2番4番(海さんと虎)をけん制、選択肢が絞られたところで、月島がブロックで止めた、っていう展開だった。
でも今回の「導」は山口というより日向だったのかもしれない。


今回は「導」第2弾。やっぱり山口のサーブで乱して月島のブロックで仕留めるっていう展開だけど、ブロックで止めるのではなく、ブロックアウト狙いのスパイクをスルーしてアウトを取りにいく形だった。
小さな巨人」星海のブロックアウト狙いの逆をついたプレイは、宮城の一年生合宿で日向相手の練習でヒントを得たみたいだ。

あの時(第216話『迷子・2』)月島が何を思って日向を自主練に誘ったのか、ちょっと読み返してみた。

【「全国のレベルの高いチームと当たれば  ブロッカーとスパイカーの駆け引きはきっともっとシビアになる」「日向に駆け引きができるかは置いといて」
「日向が相当ブロックが見えているスパイカーなのは確かだ」】

そうかあ。ブロックが見えているスパイカーとして、日向を自主練に誘ったのか。

全国の高いレベルのスパイカーとの駆け引きを、もうあの頃からイメージしていたのかあ。と言っても、ハイキュー!!の時間軸ではまだ1ヶ月も経ってないくらいなのかな?

 

月島は「身体が小さいだけのモンスターたち」という。体の大きさより何より、彼らはまず「モンスター」であるということなんだろうけど、彼らが「見る」ことに秀でているのは、やっぱり小さいからこそなんじゃないかと思う。

月島兄の高校時代のエース、小さな巨人もブロックが見えてるスパイカー。カモメの星海もブロックが見えてるスパイカー。日向もそうだ。

バレーボールで、小さいことはやっぱり絶対的に不利な要素で、ジャンプ力が人一倍あると言ってもそれはスタートラインに並ぶための最低限の資格に過ぎない(なんか偉そうな言い方ですが)。
彼らはその不利を補う努力をきっとやってきたはずだと思う。
「見る」能力も、意識してか無意識かはわからないけど、磨いてきたんじゃないかと思う。


2メートルのブロッカーに「次は捕まえてやる」と言われて嬉しそうな顔をする日向。何が嬉しいのか、化け物たちなら理解できるのかもしれない。