イランの報道を見て

アメリカが公開したビデオは、イランの革命防衛隊が不発の機雷を証拠隠滅のため除去しているものだという説明だったけど、攻撃を受けた当のタンカーを運行する日本企業の社長は、「乗組員が飛来物でやられたと言っている」と、機雷や魚雷による攻撃との見方を強く否定したという。

新聞記事などを読んでいると、専門家のいろんな見方が載っている。アメリカの主張通りなのだとしたらその理由は?という当然の疑問にも、答えがあるようで、一つは原油価格の上昇のため。
制裁を受けているとはいえ収入増にもなるし、原油価格への不満のツイートを繰り返すトランプ大統領への攻撃にも繋がる、という見方があるみたいだ。
また、国際航路を脅かすことができる攻撃能力を誇示するためだ、という見方もあるらしい。


イランはアメリカとの戦争は政権の自殺行為だとわかってるから、サウジをはじめ周辺諸国への力の誇示にはなるけど、アメリカが軍事的な反撃をしてこないだろうという範囲内の攻撃を心得てる、という見方もあるらしい。
一方、戦争は望まないというトランプ大統領の発言に関して、イランが判断を誤らないかという懸念もあるみたいだ。
本当にイランがタンカー攻撃を繰り返しているのだとしたら、その懸念ももっともだと思うけど。


アメリカとイランの戦争を望む、少なくても交渉再開を望まない勢力のうちのどこかによる、イランを犯人にでっち上げるための攻撃だという主張の方が納得できるような気はする。
アメリカが本格的にベトナム戦争に介入するきっかけにしたトンキン湾事件は、自分のリアルタイムの事件ではないけれど。