フーシ派のドローン攻撃の記事を読んで

13日に、UAE沖でタンカーが「妨害行為」を受けて損傷したと発表したサウジアラビアが、翌14日(火)原油輸送設備2カ所が無人機攻撃を受け炎上したと発表したという。この攻撃で、サウジは東部の油田から紅海の輸出港まで1200キロを結ぶ東西パイプラインを停止したという。

このドローン攻撃を仕掛けたのは、イエメンの反政府組織フーシ派で、14日に系列テレビでサウジの重要インフラをドローン攻撃したと認めた。サウジのイエメンへの軍事介入に対する報復だと主張しているという。

サウジアラビアのエネルギー相は、このテロと「妨害行為」は、サウジだけでなく、全世界のエネルギー供給の安全性と世界経済を標的にしたものだと声明で非難した。
とりあえず原油の供給に影響はないみたいだけど。

これまでもサウジの原油関連の施設をフーシ派が攻撃したという報道は何回か見た覚えがある。けど、先週アメリカは、イランとイランが支援する武装勢力が中東の米軍を攻撃する準備を進めている明らかな兆しがありそれに対応するためとして、空母打撃群と爆撃機部隊を中東に派遣した。そんな最中の攻撃となると、これまでの攻撃とはちょっと意味が違ってくるような気がする。


フーシ派のバックにはイランがいて、イエメンの内戦はイランとサウジの代理戦争とも言われているみたいだけど、このドローン攻撃が最近のイランを取り巻く緊張した情勢と関連してるのかは不明らしい。


イランのハメネイ師はテレビ演説で、我々も彼らも戦争は望んでいないと述べたみたいだし、ポンペオ国務長官も、米国は基本的にイランとの戦争を望んでいないと述べたという。
アメリカの12万人を派遣するという対イラン軍事計画についての先日のニューヨークタイムズの記事を、トランプ大統領はフェイクだと批判した。でも、派遣を計画したのなら12万よりもっと多くの米兵を派遣するはず、とも述べたという。
本当にアメリカはイランを攻撃したいと思ってないんだろうか。

ハメネイ師は戦争を望まないと言い、同時に、アメリカと新たな核協定の交渉をするつもりもないとも述べたという。
戦争を望まないというイランに、米軍を攻撃するどういう兆候があるんだろう。