イランの記事を読んで

ボルトン米大統領補佐官は「米国はイランとの戦争を望んでいるわけではない」と言いつつ、アメリカは、5月2日にはイラン産原油の全面禁輸を実施し、5日には原子力空母やB52戦略爆撃機をイラン近海に派遣すると発表。「イランや代理勢力が中東の米軍への攻撃を準備しているとの明確な情報」に基づいてるというけど。
7日、ポンペオ米国務長官はドイツ訪問を取りやめて、イラク電撃訪問。

2018年5月8日にトランプ大統領がイランとの核合意からの離脱を表明してからちょうど1年後の5月8日、イランのロウハ二大統領はテレビ演説で、核合意の履行の一部を停止する方針を明らかにした。核合意から離脱はしないけど、海外への輸出を義務付けられている、濃縮ウランと重水の余剰分の販売を停止して国内で貯蔵するのだという。
また独英仏露中に、原油取引と金融決済の約束を、60日以内に果たすよう求め、もし果たさなければウラン濃縮を開始、重水炉の開発にも取り組む考えを示したという。約束が果たされれば、余剰濃縮ウランの海外への販売を再開する。

トランプ大統領はイランのこの方針に対し、イランとの鉄鋼の取引も経済制裁の対象とする大統領令に署名したという。鉄鋼業はイラン第2の輸出産業らしい。
トランプ大統領は「いつの日かイランの指導者たちと会い、合意を形成した。イランにふさわしい未来を与えた」と述べたそうだけど、締め付けられればイランは交渉のテーブルにつくんだろうか。そもそも交渉して合意を形成したいというのは、トランプ大統領の本音なんだろうか。ザ・強面って感じのボルトン大統領補佐官の本音も同じなんだろうか。先に手を出すのを待ってるってことはないんだろうか。