前天皇陛下のお言葉を聞いて(2)

今朝のニュースのスポーツコーナーでは、「令和最初の〜」のオンパレードがしつこくてげんなりしてしまった。

憲法第1条には、「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。」とある。

中学生だったか小学生だったか覚えていないけど、学校で最初に憲法を習ったとき、この「象徴」の意味が全くわからなくて、でも、そのうち多分大人になったらわかるんだろうとなんとなく思っていた。
結局大人になってもわからないままだったけど、前天皇陛下が、30年かけて象徴としての天皇像を示されたのだと報道を通じて知り、象徴の意味が初めてわかったような気がする。


30日に退位された上皇陛下の、天皇としての最後のお言葉の中にあった「受け入れ」って言葉も、よくわからなかったんだけど、昨日の天皇陛下の即位のお言葉を聞いてなんとなく納得した気がする。「憲法にのっとり日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たす」というお言葉。
そうだ、憲法だ。

天皇の地位は国民の総意に基づく。ってことは国民の総意に基づかなければ、天皇天皇たりえないってことになる(のかな?)。

(神話ではあるけれど)神武以来とされる皇室を絶やさないためには、象徴として国民に受け入れてもらわなければならない。
今頃になって気づくってのもバカっぽいなあと自分でも思うけど、「国民の総意に基づく」ということをこれまで改めて考えてみたことがなかったような気がする。

戦後、天皇の地位がそれまでとはガラッと変わったこと、天皇の地位は絶対ではなく、国民の総意に基づくものになったことは、大変なことだったんだろうと今更ながら思いました。