首相がやると言えばやる、、というのはやっぱり釈然としない

18日にインターネットテレビの番組で10月の消費税引き上げ延期に言及したことについて、自民党の萩生田幹事長代行は「個人の見解」だと釈明し、安倍首相と事前に意思疎通を図ったのではないかとの見方を否定した。
増税延期の場合は衆院解散が必要だと話した点については、「過去の例にならって、何らかの国民の了解を得る必要性があるのではないかと言及した」のだという。

消費増税延期については国民の信を得る必要があるという発言は、首相の解散権にまで踏み込んだという批判を浴びたみたいだけれど、報道によると、21日の衆院補選で沖縄、大阪の両方で負けたことを受けて、安倍首相が衆院を解散し夏の参院選と衆参同日選に持ってくのではないかとの観測が広がり始めたという。
22日には菅官房長官が会見で「首相がやると言えばやるし、やらないと言えばやらない」と衆院解散について明確な否定をしなかった。

今日の朝刊には、「同日選」を警戒して、野党が、衆参両院戦での候補者一本化に向けて調整を本格化させ始めたという記事が載っていた。

記事によると【同日選は、自民党衆院議員の後援組織をフル稼働させるため、参院選を単独で行う場合に比べて参院議席の上積みにつながるとの見方がある。だが、衆参両院で会見勢力が3分の2以上の議席を割り込むリスクもあり、首相は解散に踏み切れないとの意見も多い。」のだそうだ。
でも野党の準備が整わないうちにやってしまえば、野党は大敗する。当の野党自身がそのような危機感を強く抱いているというのだから、首相にとっては結構分のいいギャンブルなのかもしれない。

もしそうなったら、萩生田氏の言う通り、消費増税の延期はそのために丁度良い大義になるということなんだろうか。

腹がたつ。
解散があろうとなかろうと、そんな観測がまことしやかに出てくるというだけでも、なんだかとても腹立たしい。


たった2%だろうがなんだろうが、増税なんて嫌だ。消費増税よりも前にやることがあるような気もする。幼児教育の無償化も反対だ。本当に消費税しかないんだろうかとも思う。けど、国がえらい借金を抱えていて、それこそ痛みを伴う体質改善が待ったなしだということはなんとなく知ってる。
嫌だけどしょうがないと、多くの人が思ってる(ような気がする)。

そもそも前の延期は正しい判断だったのか?

専門家でも意見が分かれるようなこと、都合のいい時だけ「信を問う」なんて言葉で、国民に丸投げするなよ、と思う。(まだするかどうかわからないけど。)


このあいだの「国難突破解散」の時、問題にされたのか、されかけたのかはよく覚えてないけど、衆院解散は首相の専権事項とかで、なんだかんだと理屈をつけて、首相の都合のいい時に都合のいい解散をすることは首相の権利だということを思い知ったのは覚えてる。
とりあえず4年はしっかり働いてほしいと1票を託した議員の首をきることを、専権事項の一言で国民の都合とは関係のないところでやれるってのは、やっぱおかしいと思う。(まだやるかどうかわからないけど)