スリランカで爆弾テロのニュース

21日(日)最大の都市コロンボや周辺、東部バディカロアの高級ホテルや教会など8カ所で相次いで爆発、310人死亡、500人以上が負傷したという。
3つのホテルと3つの教会計6カ所の爆発は自爆テロによるものだという。

警察は、22日までに24人を拘束。今日の夕方のニュースでは40人拘束したという。
スリランカ政府は8件とも過激思想を持った同一グループ、「ナショナル・タウヒード・ジャマア」が実行したとみてるという。ただ、国際的組織の関与も疑っているみたいだ。
今日の東京新聞の朝刊記事には「警察当局は事前に、イスラム過激派によるキリスト教会攻撃の可能性を把握していたとの情報もあり」とあった。

翌日には24人拘束したというんだから、結構な情報を手にしてたんだろうと思ったら、ネットで見つけた別の記事によれば、4月上旬に教会や観光地を狙った攻撃の可能性があるという情報をインドや米国の情報機関が、スリランカ政府に警告していたという。治安当局はかなり詳細な情報を手に入れていたみたいだ。


スリランカではここ数ヶ月大統領と首相の確執が続き、この政治的分断が事前情報を無駄にした原因の可能性があるという。


夕方のニュースで、キリスト教会を狙ったのは、ニュージーランドのモスク襲撃事件への報復だという情報もあると言っていた。
もっともらしいといえばもっともらしい理由のような気もするけど。自爆犯も心からそう信じて自分の体を吹っ飛ばしたんだろうか。


スリランカでは、民兵化した仏教徒によるイスラム教徒襲撃が近年増えていたという。
ナショナル・タウヒード・ジャマアはそんな襲撃事件の結果出現したんだろうか。
2018年3月には、中部キャンディでのイスラム教徒と仏教徒の衝突が激化したため、政府が全土に内戦終結後初の非常事態宣言を出したという。

拘束された40人の中にはシリア人もいたという。
「ナショナル・タウヒード・ジャマア」という集団はもともとどんな目的を持った集団なんだろう。多数派の仏教徒と少数派のイスラム教徒の国で出てきた集団は、初めからイスラム国(とは限らないかもしれないけど)のような組織の影響を受けていたんだろうか。