ハイキュー!! 第343話 小さな巨人 感想(2)

タイトルの”小さな巨人”は星海をさすのか、それとも宇内(下の名前はなんだろう)をさすのか、二人ともなのか。
星海と宇内は二人とも小さな巨人だ。月島兄が言うように、チームのみんなが最後は頼る小さな大エース。
宇内は「中学でも高校でも県内ではそこそこ通用してた」し、エースとしての自覚も自信もあったという。
でも、多分宇内は星海と自分には何か決定的な違いがあると思っているみたいだ。
「小さい代わりに技術で勝負するんだって思ってました」と過去形で話す宇内は、まるでそれは間違いだったと言ってるみたいだ。小さいという不利を補うために技術を磨くことが間違ってるとは思えない。でも技術を磨くのに小さいも大きいも関係ない。
宇内は現役の時にはそのことに気づかずにいたのかなあ。

そういえば、鷲匠監督が若い頃に泣いたのは、自分がどれほど努力をしようと技術を磨こうと、その同じ努力に加えて大きい体を持っている選手たちには敵わないと現実を見つめた時だった(そんな場面があったと思う)。

サーブもレシーブもトスももちろんスパイクも、なんでも安定して上手いのが星海の強さみたいだ。もちろんそれは練習の賜物、ということになるんだろうけど。
その大元を支えているのは、自分が弱く小さいとしっかり自覚してることなのかなあ。

お母さんが星海くんにこっそり教えた強くなる方法がどういうものだったんだろう。
何であれ、「何でおれだけ小さいのっ」と泣いてた子供が「小さいことは不利な要因であっても不能の要因ではない!!」ときっぱり言い切るまでの成長を支えるものだったんだろうなあ。

 

3人目の小さな巨人、日向はどうだろう。