民意に従うってなんだろう

英国のメイ首相の6月30日までの離脱延期要請は、EUには認められなかったみたいだ。
EU首脳会議が承認したのは、4月12日までと5月22日までの2通りの延期期限。5月23日から26日には、欧州議会選挙が実施される。
4月12日は、その議会選に英国が参加するかどうかを決める〆切日だという。

英下院が離脱合意案を当初の離脱期限である3月29日までに可決すれば、離脱期限は欧州議会選前の5月22日まで延期され、EUと合意に基づいた円満(?)離脱ができる。けどもし否決したら、離脱期限は4月12日までの延期ということになり、その後は合意なき離脱か5月の欧州議会選挙への参加に同意することを条件にさらに数ヶ月延期するかの2択。

メイ首相は、21日の会見で、離脱は撤回しないと強調、欧州議会選の実施には否定的な見解を述べたという。
EUとの合意案を英下院が可決すれば、選挙もないし円満に離脱できる。でももし否決したら、メイ首相の言うように離脱もするし議会選も参加しないとなれば、”合意なき離脱”1択になるということになんだろうか。

メイ首相自身は、EU残留を支持したという。けど、国民投票の結果に従いその中で英国にとって最善の道を突き進んできたみたいだ。(議会は迷走しちゃってるみたいだけど)
たとえ自らの考えに反するものだったとしても、国民投票という民意に従いその中で全力を尽くすというのは、民主主義の国の首相として当然なんだろうけど。
その姿がめっちゃ新鮮に感じられてしまう。民意イコール自分の意じゃないってやっぱり当たり前のことだと思う。