今が悪夢、と感じてる人もいるはず

民主党政権を「悪夢」と評した安倍首相の発言が野党から批判を浴びているみたいだ。
これも10日の自民党党大会での発言だ。
首相は演説で、自民党の「敗北によって政治は安定を失い、あの悪夢のような民主党政権が誕生した」と言った。


枝野さんが指摘したように利権を失ったのかどうかは知らないけど、政権の座を失ったことは自民党にとっては、悪夢だったんだろうと思う。
民主党政権をどう評価すべきかわからないけど、”自民党にとって”、がそのまま”日本という国にとって”になるとは思えないけど。
悪夢を繰り返すな、という脅しなんだろうか。


夕方のニュースで、岡田克也さんと安倍首相の国会でのやり取りを見た。
悪夢発言を撤回するように迫る岡田さんに対して、取り消さないと言う首相。
取り消しなさい、という岡田さんに、言論の自由があると返す首相。


民主党政権とは違って、歴代自民党の中でも長期政権を誇る首相が、脅し文句とも取られかねないような”悪夢”なんて言葉をどうして使うんだろう。と疑問だったけど、その答えは”言論の自由”かあ。

首相にとって”言論の自由”は、単に脳内に浮かんだ言葉はなんでもそのまま口から出していい自由、に過ぎないのかも。生まれながらに権力者コースに乗ってる人にとっては、”言論の自由”はそんなものなのかなあ。

 

首相は民主党政権を悪夢と評した。それに比べて安倍政権は、株価も上がったし、経済指標もいいらしいし、北方領土問題も拉致問題も解決するつもりだし、大変良い政権だと評しているんだろう。
出口の見えない異次元の金融緩和、景気がいいのに減らない借金、株式相場に突っ込まれた虎の子の年金、終わらせようとしない原発

なんだかいつ落ちるかわからない綱渡りをしてるような不安に目をつぶっているだけのような気がする。
何十年かして”今”が歴史の教科書に載るような時代になったら、”悪夢”はどっちなんだろう。