シリアの米軍撤収の記事を読んで

昨年末に、トランプ大統領が突然、シリアの米軍を30日以内に撤収させると発表した。これに反発して政権内唯一の大人(だったらしい)マティス国防長官(当時)が政権を去ることになってしまった。

年が明けてトランプ大統領は、米軍の撤収について「すぐにやるとは一度も言ってない」と言を変えるし、6日にはボルトン大統領補佐官(安全保障担当)が、ISの残党を殲滅し、シリア北部のクルド人の安全確保についてトルコの確約が必要だと、米軍の撤収に条件をつける発言をしたという。
撤収に数ヶ月や数年かかるというなら、マティス長官も辞めることはなかったのにと思うけど。

報道によれば、8日には、トルコのエルドガン大統領が、ボルトン首席補佐官のシリアのクルド人の安全確保発言を非難し、彼と会うのを拒んだという。


エルドガン大統領が米軍撤収のニュースを歓迎したのは、それによってクルド人民防衛隊(YPG)へのアメリカの支援がなくなるだろうというのが第一の理由だという。
トルコはYPGをテロ組織とみなしていると言う。YPGは、トルコ国内で1980年代から反政府の戦いを続けるクルディスタン労働者党(PKK)のシリアにおける関連組織とみなされてるらしい。

 

結局シリアの米軍はいつまでに撤収することになるんだろう。