たがが外れてる

東京新聞のトップは、「日銀の株式買い 歯止めなく」の見出しで、日銀の上場投資信託ETF)買い入れ額が2018年は6兆5400億円と過去最高となったという記事。
2010年から始めた上場投資信託ETF)の買い入れ額推移のグラフはけっこうショックだった。
リーマンショック後、投資家不安を和らげる狙いで当初年間4500億円から始めた買い入れが、2018年には6兆5400億円。黒田総裁が就任した2013年に初の1兆円超え。2年後の15年にはその3倍の3兆円越え。その3年後の18年には6倍以上の6.5兆円。
棒グラフの伸びを見ると、2015年にたがが外れてしまったような感じがする。

2010年以降日銀が買い入れたETF保有残高は約23兆円を超えるという。数字が大きくてよくわからないけど、東証一部の時価総額約570兆円(28日現在)の約4%を占めることになる数字だ。

中央銀行による株価いは主要国はどこも採用していない異例の策だという。
日銀が下支えをすることによる安心感のある市場なんて、それだけでもう歪んでる感じがするけど、この先一体どこでこの異例の策をやめられるというんだろう。

大納会日経平均終値は7年ぶりに前年末の終値を下回ったという。前年末比2750円安の20014円。ギリギリ2万円台だ。
ここから先、下げ基調になるんだとしたら、買いをやめることもできず含み損は膨らんでいく。前日銀審議委員の木内氏によると、「簿価(取得価格)から3割余り株価が下がれば、日銀の自己資本はほぼなくなる。常に爆弾を抱えているようなもの。」だという。


素人の単純な疑問なんだけど、なんで相場が上げてる時に枠を増やしていったんだろう