「次の質問をどうぞ」4連発、、

河野外相の「次の質問をどうぞ」4連発が批判されてる。

ロシアのラブロフ外相の、日露平和条約に関連して、第二次大戦の結果を日本が認めることが最初の一歩だ、という発言についてどう受け止めるかという質問を、河野外相が完全無視したのが第1「次の質問をどうぞ」だった。

で、次の質問は、ロシア側ではラブロフ外相ほか、いろんな原則的立場を表明してるけど、日本の外相は公の場で反論をするつもりがないということか、という内容。
河野外相はこれも完全無視。

3番目の質問は、引き続き日露関係について。これまで日本側は発言を抑制的にしているけどロシア側はどんどん発言してるが、そういうアンバランスな状況は実際の協議にも影響を与えるという懸念についてはどう思うか。
外相はこれも完無視して3回目の「次の質問をどうぞ」

次の質問は、ダイレクトに、なんで「次の質問をどうぞ」というんですか、というもの。
外相はこれに対して4回目の「次の質問をどうぞ」。

ロシア側が公の場でなんと言おうと、河野外相は公の場で北方領土、日露平和条約に関して、日本の原則的な立場についてさえ、何も言う気がないということらしい。
日本の原則的な立場を言うことさえ、交渉の支障になるんだろうか。ロシア側が第二次世界大戦の結果、という時それは、北方4島は戦争の結果ロシア領になった、とうことを意味するんだろうか。

昨日の東京新聞の論説では、安倍政権の対ロ交渉の危うさについて書いていた。
決して盤石ではないプーチン体制では、ロシアが【欧米など先進諸国に「包囲された要塞だ」といういう神話に基づく「「愛国主義」】が求心力維持の根幹だという。そういう状況では【領土譲渡はロシアの「弱さ」】の露呈につながるという。つまり、ロシアが領土問題で譲歩するなんてことは考えられないことらしい。

これから本格化する対ロ交渉について、なんとなく2島先行の交渉、歯舞色丹の引渡しや主権の問題交渉になるんだろうと思っていたけど、ロシア側には領土で譲る気なんてまるっきりなく、求めるのは大きな経済協力と、クリミア問題でロシアと対立する欧米と日本の間にくさびを打つことだという。

安倍政権は、こういう懸念に対してどう考えているんだろう。それを答えることが、今後の交渉にどういう影響を与えるのか。何十年後かにわかるんだろうか。