安田さんの会見を見て(2)

シリアの武装勢力に3年以上にわたって拘束され、先ごろ解放され帰国したジャーナリストの安田純平さん。
安田さんの会見の前日に見た朝のテレビ番組で、橋下徹さんは、安田さんが拘束されたことで結果としてテロリストを利することになったことを補うだけの”価値ある報道”を安田さんに求めた。

翌日の会見で、安田さんは予定時間を大幅にオーバー、約2時間にわたって、拘束され解放されるまでの経緯について語った。

中東の紛争地帯の武装勢力といえば、全盛期のイスラム国による人質殺害ビデオがあまりに衝撃的で、狡猾で残酷で話が一切通じないテロリストという印象しかなかったけど、安田さんの拘束された日々の話を聞くと、一口に武装勢力と言っても、必ずしもそんなテロリストばかりではないみたいだ。

安田さんによれば、残虐さの塊のような人間もいれば、安田さんに同情的な人間もいたという。
拘束した犯人たちによる理不尽な要求や、身代金が取れると思った時の機嫌の良い態度などを聞いていると、小学生の嫌がらせのようでまるで子供みたいだ。

今回の会見で時系列で語られたのは、拘束された経緯、解放されるまでの拘束中の日々。
40ヶ月に及ぶ拘束生活はこれからさらに詳細に語られることになるんだろう。安田さん自ら凡ミスだと言った出来事も含めて、もっと知りたいなあと思う。
報道としての価値なんて全くわからないけど。