ジャーナリストの成果ってなんだろう?

久々に橋下徹さんの顔を見たような気がする。今朝の羽鳥さんのモーニングショーに出演していた。
どうやら最近シリアから帰国した安田純平さんを巡る”自己責任論”を使ったネット空間でのバッシングがテーマのミニ討論の湯だった。

橋下さんに対するのは、玉川透さんで、ジャーナリストの綿井健陽さんも出演していた。

橋下さんは、大阪府知事という権力の座についていた経験から、メディアがいかに邪魔臭かったか、逆に言えばメディアによるうるさい報道がなければいかに権力者は勝手気ままに権力を行使することができるか述べた上で、民主主義におけるジャーナリストの重要性は十分理解していると言う。危険な紛争地域へもジャーナリストはどんどん出かけていってくださいともいう。
けどそう言いながら、危険地帯へ行くことのデメリットを上回るだけの価値ある情報を持ってこなければならないという。

安田さん解放のために身代金が支払われたのかどうかはわからない。日本政府は否定してるし、今後支払いについて肯定することはないみたいだ。カタールが何らかの金銭支払いをしたということは言われているけど、もともと反政府組織を支援してるカタールにとっては安田さんの件は金銭支払いのために渡りに船になったとも言われてるらしい。
自己責任論的非難の中には、日本の税金を使ってけしからんという非難もあるけど、橋下さんはそういう非難はしない。そうではなく、テロリストに金銭が渡ることのリスクを強調する。
安田さんはシリアの子どもたちを助けたいと言うけれど、その行動のせいでその子供達を苦しめるテロリストに金が流れた、という非難だ。

テロリストとは取引しない。すればさらなる犯行を呼ぶことになるだろうし、彼らに資金援助することにもなる。
拉致誘拐が資金源になってるような危険地帯に行くことは、自分の身を危険にさらすだけではない、自己責任では済まない。だから行くならその”デメリット”を上回るだけの成果を得て帰ってこなければならない。橋下さんの言いたいのは、そういうことみたいだ。


デメリットを消すだけの価値ある報道。どんな情報を持って帰ってどんな内容の報道をすればいいんだろう。
橋下さんは、決してジャーナリストを特別な仕事だとは思わないと言い、プロである以上成果を出さなければならないという。
プロは成果を出すもの、と言われれば、それはそうだと思う。けど、ジャーナリストの成果ってなんだ?