ハイキュー!! 第323話 ラストバトル 感想(1)

前回の19・17から始まったラストバトル。とりあえず今回も決着はつかなかったけど、次週はいよいよ勝敗が決しそう。
試合はほとんど言葉による説明なしに進んでいく。

春高3回戦のこの試合、物語初期からのモチーフのひとつ「ゴミ捨て場の決戦」は、結局は研磨対日向の物語になるのかなあと思っていた。
出だしから中盤まではスローな展開で焦点もぼやけていたような印象だけど、終盤一気に加速する中で研磨対日向に絞られてきたのかなあと思ってた。
でも今回の「ラストバトル」を読むと、ゴミ捨て場の決戦は研磨のためのエピソードだったような気がする。

苦しいのは嫌いなはずの研磨が、「終わらないでほしい」と願う、烏野との初の公式戦。

研磨は烏野が翔陽化してると言ったけど、研磨自身が翔陽化してるように思える。
ジャンプ力より身体能力の高さより何より、日向の一番の武器は勝利にしがみつく力の強さ。
入部が認められる前にこっそりとやっていた早朝の体育館練習、影山との15分以上つづくレシーブ練習で、菅原さんも影山もそう思うシーンがあった。

「まだっ ボールッ、、、!! 落としてない!!!」

「苦しい。もう止まってしまいたい。」そう思った瞬間からの、1歩。

研磨はその1歩が出るような選手じゃなかったと思う、この試合の始まる前までは。

田中さんのダイレクトに飛びついたリエーフと研磨。研磨を弾き飛ばして焦るリエーフに向かって研磨が放った言葉は、「バカ!!!ボール!!!まだ落ちてない!!!!」。