ハイキュー!! 第322話 勝ち 感想(1)

巻頭カラ−34ページ。大コマが多かったせいかあっという間に読んでしまった。今回は、烏野対音駒と言うより日向対研磨、まるで二人だけの勝負をしてるような展開だった。

それにしてもいつの間に日向はこんなに成長したんだろう。
ブロックの腕の間を抜くスパイク(それも決してバンザイと言うほどの隙間のない腕の間)を打つのがどれほどの難易度なのかよくわからないけど、とりあえずハイキュー!!の中ではこれまで見たことがなかったような気がする(はっきり思い出せないんだけど)。


それ以外にも今回は日向の見せ場が続く。

 

田中さんと旭さんが攻撃する場面では、音駒のコートはとても狭く感じたけれど、日向の攻撃の場面はそれと対照的に音駒側のコートの広いこと。
特に研磨の逆をついたスパイクの場面では、日向対研磨を強調する効果を狙ったのか、コート上にはまるで研磨と日向しか存在しないかのようだ。

旭さんの強烈なスパイクをブロックが弾いたボールに追いつくほどの位置どりと高い運動能力(多分)のある音駒のレシーバーたち。
男子じゃないけど、今日の世界バレーで日本と戦ったイタリアのエースの強烈なスパイクを見ると、元のスパイクが強烈だと、ブロックやレシーブで弾いたボールさえとんでもない速さで、とてもフォローなんてできないと実感する。多分旭さんのスパイクも強烈なはずで、ブロックが弾いたボールも重く勢いがあったんだろう。

それすらフォローする音駒が、プッシュされたボールを弾いた研磨のフォローをすることができない。これまでしばしば、どこにも打つところなんかないと言われた鉄壁(?)のフロア布陣を敷いてきた音駒。3枚ブロックではその布陣が崩れてしまうんだろうか。
研磨の周囲はぽっかり穴が空いたみたいだ。
音駒だって、全てのボールを拾えるわけじゃないってのは当たり前で、研磨が弾いたボールの高さを見れば、これをフォローするのは多分無理なんだろうなあとは思うけど。
そのすぐ前の場面で印象的なフォローを見せられてるから、無理筋とわかっていてもついつい比べてしまう。
それに加えて、日向のスパイクは軽いとこれまで繰り返し指摘されてきて、読者としてもインプットされてしまっているので、速さで勝てなければ拾われてしまうと思いながら読んでいるからなおのことだ。

多分そんな読み方をしたらダメなんだと思う。それはわかってるんだけど。
どうしても研磨が好きになれない、というかよくわからないから、音駒戦はついついケチをつけながら読んでしまう癖がついてしまったような気がする。(それはそれでハズキルーペのCMを見る感覚に似ていて楽しくなってきたような気がしないでもない)

その不可解さのクライマックスは、研磨の「たーのしー」かも。
  

(2)に続きます。