2国間協議には入らない、のは約束ではなかったんだろうか

2国間交渉はしない、といってきたはずなのに。
なのに、今日の朝刊一面には【米と新貿易協議検討】の記事。日本政府が、米国との間で農産物の関税引き下げも念頭に入れた新たな2国間協議を始める検討に入ったことがわかったのだという。

とりあえず全ては中間選挙のため、なんだろうか。中国とは関税引き上げの連鎖状態になってるけど、日本に対してはただただ押し相撲でくるみたいだ。

日本には、自動車、自動車部品への追加関税をチラつかせながら貿易黒字削減を要求、日本は2国間協議に応じざるを得ないと判断したという。あれだけ派手に中国に関税をかけまくってるのを見せつけられて、2.5%を25%に引き上げ検討開始とくれば、”苦渋の決断”をせざるをえないってことなんだろうか。

中間選挙を控える「トランプ大統領に配慮した格好」と記事では表現していたけど、”配慮”ってなんだ?自らの利益のために(それは純粋に米国のためになのかどうかよくわからないけど)どこだろうとブルドーザーでならしまくって進むばっかりのトランプ政権に、”配慮”なんて繊細な対応が必要なのか?配慮ではなく、轢かれそうになったから仕方なく応じた、っていうんならまだわかる。腹は立つけど。

”お友達”なんて生ぬるい関係を盾にして、トランプ大統領から何か日本に有利な条件でも引き出せる可能性はあるんだろうか。

2国間の自由貿易協定(FTA )を求め、TPPでの合意条件以上の譲歩を求めてくるだろうアメリカ。茂木経済再生担当相は、「TPPで合意した以上のことはできない」方針だそうだけど、それを貫けるんだろうか。
日本は、協議に入る前提としてアメリカが検討している輸入車への追加関税の対象から日本車を除外するよう求める方針だそうだけど、トランプ政権がそれを受け入れるかどうかは不透明だという。

アメリカ側の担当であるライトハイザー米通商代表部代表は、7月の初会合時に「牛肉の貿易障壁が問題だ」と指摘したという。TPP では、牛肉の関税は発効から16年で、38.5%から9%まで下がる。アメリカはオーストラリアとの競争に勝つため、9%より有利な条件を迫ってくる可能性があるという。

安倍首相は、23日にトランプ大統領と夕食、26日に会談する予定だという。「トランプ氏と建設的な議論を行いたい」と首相は羽田で述べたそうだけど、どうなるんだろう。