ハイキュー!! 第318話 相棒 感想(2)  

 

今回の研磨の回想で、研磨と黒尾も小学生の時からバレーボール(田中さんの場合と同じようなスポーツ少年団のようなチームなんだろうと思う)を経験してきたということはわかった。
熱心だったのは当然黒尾で、研磨は黒尾に引っ張られる形でやっていたみたいだけど。見る方については、研磨の方が熱心だったようだ。何時間も集中して試合のビデオを見続けるシーンが描かれていた。
研磨といえば、視線フェイント。烏野との初めての練習試合の時から度々披露してきた得意技(?)だけど、どうやら世界レベルの試合ビデオを見て学んだみたいだ。
その時の黒尾の「セッターは参謀」という言葉が、研磨のセッター像を決めたのかなあ。
体を動かして実際にプレイするより試合を見るほうが好きだという研磨。確かにセッター以外のポジションは想像できないけど、セッターを動かさないことが音駒品質だという音駒以外でセッターが務まるのかはわからない。

高校NO.1セッターと言われる宮侑のセッター像のきっかけは、小4の時のバレーボール教室。
元全日本のセッターの上げるボールの打ちやすさと「打たしたる」という言葉が侑に響いたらしい。
稲荷崎戦での侑を見ると、この時から侑にとってのかっこいいセッターの形は変化してないみたいだ。

ハイキュー!!にセッターはたくさん登場するけど、セッターというポジションに対する姿勢やそのきっかけが描かれているのは、他には白鳥沢の白布くらいだと思う。

セッターに強烈なこだわりのある影山については、何がきっかけになったのかこれまで描かれたことはない。支配者っぽくて一番かっこいい、だの、速いトスとそれを打つスパイカーについて熱く語ったシーンはあったけれど。
影山については、自チームのスパイカーより相手チームのブロッカーに意識が向きがちだった入学当初から、チームのスパイカー1人1人にしっかりと意識を向け、スパイカーを信頼してトスを上げることができるようになるまでの成長が描かれてきたから、今更なのかな。個人的には研磨の過去回想よりは読みたいけれど。