ハイキュー!! 第316話 ライバル・2 感想(2)

日向が、研磨の脳内で“金棒”から“鬼”になった瞬間は、研磨が仕掛けた物理攻撃、高くていきのいい2枚ブロック(山本も入れて3枚だけど)の指先を狙ったスパイクで日向がブロックアウトを取った時みたいだ。

 

日向の”指先狙い“は、MB3人(手練れと言われた黒尾、ハマった時の魅力がクセになるゲスブロッカーの天童、烏野の”守備の要“月島)を黙らせ、実況には「恐ろしい」と言わせ、影山も満足させた。

バレーボール素人としては、このオープン攻撃での“指先狙い“のスパイカーにとっての難易度がよくわからない。テレビの試合中継で、スパイクがアウトになった時に、ボールがブロッカーの指先に触ってるのか触ってないのか、手先をスローでクローズアップするシーンは割によく見るような気がするけど。

まあ解説者が「ブロッカーからしたら本当に嫌な相手」と褒めてるんだからすごいんだろう、と思うしかないんだけど。

 

旭さんのタイミングずらしスパイクや田中さんの超インナーとストレートは練習試合で失敗する場面などもあったから、ずいぶんと練習したんだろうなあと、自然に想像できて、実際に公式戦で決まった時に、選手の気持ちにすぐに同調できたし、それがスパイカー一般の技術的にはどれくらいの難易度なのか、ということなど全く気にもならなかった。

自分がこの場面に感じる若干の唐突感と、この物語の登場人物たちのこのスパイクに対する反応の間に、結構な距離感があるような気がする。

 

まあ、ともあれ烏野に点が入ったのは嬉しい。

 

 

それにしても、強烈なサーブで崩して相手に早い攻撃をさせずブロックで仕留めるかチャンスボールにするということが、ほんと出来ない相手だなあ。

その秘密が”音駒の血“っていうのは脱力しちゃうけど。

 

 

やっとセットポイントになったと思ったらまたデュース。で、新顔のピンチサーバー。公式戦のベンチにいて2セット目終盤で「準備不足」なんてきっぱり言うなよと思う。