イエメンの内戦、戦争犯罪に関する報道を読んで

先月9日に、イエメンで遠足に向かう子供たちが乗ったバスが、サウジサラビア主導の連合軍に空爆され少なくても40人の子供たちが殺された。
当初、連合軍側はミサイル発射場を狙ったと説明していたけど、今日の報道によると、1日(土)連合軍は誤爆を認め、犠牲者の遺族への補償も言及したみたいだ。連合側が誤りを認めることは珍しいことだという。
高まる国際社会の非難を受けてのことらしい。
連合軍は、9日の空爆から2週間後の23日にも、フーシ派の支配地域ホデイダ州を空爆、子供22人・女性4人が死亡したという。


報道によると、先月28日に、国連人権理事会が設置した専門家グループによる報告書が公表された。報告書によると、サウジアラビア主導の連合軍とサウジが支援するハディ暫定政権による空爆が、多数の民間人犠牲者を出しているとし、戦争犯罪にあたる恐れがあると指摘。
一方のフーシ派についても拘束者の虐待、子供の徴兵などが戦争犯罪にあたる可能性があるとし、
当事者すべてが「市民の犠牲を最小限にする努力が見られない」と批判しているという。

報告書の批判に対し、29日、「サウジアラビア主導の連合軍は、戦争を長引かせるイランの役割に言及していない」と反論。

サウジアラビアとその同盟諸国は、イランがフーシ派を援助していると非難する。イランは関わりを否定してきたけれど、フーシ派がミサイルを含むイランの兵器を使っているという証拠はあるみたいだ。
確かに武器が無ければ戦えない。

イエメンの戦争は、中東で覇権を争うサウジアラビアとイランの代理戦争だと言われる。
ハディ暫定政権対フーシ派の内戦とそれぞれを支援するサウジアラビア対イランという図式が記事に書かれているのをよく見かける。
サウジアラビア空爆という形で(連合軍の空爆だけど)直接戦争に参加してるけど、イランはどの程度まで関わっているんだろう。(顧問団が派遣されてるという報道は見た覚えがある。)


どの程度までの関わりで戦争犯罪が問われるんだろう。
空中給油や、情報分析などの軍事的助言という関わり(後方支援というんだろうか?)をしているアメリカは戦争犯罪に加担してるとはならないんだろうか。
5月の外遊でサウジアラビアと1100億ドルの武器取引をまとめたトランプ大統領
トランプ大統領になってからサウジアラビア主導の連合軍へのアメリカの関わりが質・両とも積極的な方向へ変化したという報道をいつだったか見た覚えがある。
イエメンの戦争に関しては、アメリカ議会でも関心が高まっているという報道はあったけれど、何か変化のきっかけになっていくんだろうか。