ハイキュー!! 第314話 最強の味方・2 感想(2)

影山があげたのは、最初の体育館練習の時のように、高いオープントス。
トスが自分に上がったのを見た日向は、嬉しいんだかびっくりしてんだか、面白い表情をしている。


「下手したらオープントスだけで勝ってしまうような戦い!!」牛島さんならそれができると白布が思ったのは、相手をねじ伏せる高さとパワーが牛島にはあるから。そんな試合をしたら普通ブロックにやられまくるんだろうということくらいは、バレーボール素人でもわかる。

影山は日向に道を作るために、オープントスを上げた。身長の低さを補うために、相手ブロックより1秒でも1歩でも早く最高到達点へ達しようと、速さにこだわってきた日向。そんな日向にオープントスをあげるということは、高さで勝負ができると(勝つかどうかはわからないけど、戦うことはできると)判断したからなんだろうと思うけど。
ユース合宿で星海さんに触発され、日向に教えてきた(と言っても練習のシーンは1回しかなかったと思うけど)踏切で跳べば、日向並みの身長でブロックの上からスパイクを打ち込む星海さんのように、真正面からブロックと戦える、ってことなのかなあ。

乱れたボールも速攻につなげるような影山だから、トスを上げたのがレフトではなくセンターだから、助走を潰したはずの日向だから、それもいつもよりさらに高いジャンプだから。
だから奇襲になったんだろうか?びっくり顔の研磨と表情はわからないけどブロック飛ばなきゃならないはずのリエーフは、綺麗な放物線を描く影山のセットしたボールの行方を突っ立って見上げてる。研磨も山本も中央に寄せてきてるから3枚ブロックがつくんだろうけど、日向はすでに跳んでいるいるのに、ブロックは間に合うのかなあ。
それより問題は、音駒のレシーブだ。もともと日向のスパイクは軽いから拾いやすいと言われてきたし、実際速攻は稲荷崎戦でも結構拾われてる印象がある。オープントスを十分な態勢で打つにしても、旭さんのようなパワーがあるわけではないし、どうなんだろう。決まるかな。
決まればいいなあとは思うけど。

日向がらみで削られた数点を取り戻すための一つの選択肢として、影山くんは日向にオープントスを上げたんだろうと思うけど、高さはあってもパワーはない(多分)日向のオープン攻撃をこれからどういう使い方をしていくんだろう。