イエメンで子供が乗ったバスを空爆、43人死亡、、の記事を読んで

昨日の朝刊に、『バス空爆で43人が死亡』という小さな記事が載っていた。9日(木)、イエメン北部サーダで、バスなどが空爆を受け少なくても43人が死亡、61人負傷。犠牲者の多くは10歳以下の子供、という記事だった。空爆したのは、サウジアラビア主導のアラブ連合軍。前日に、サウジ南部にイエメンのフーシ派が撃ち込んだ弾道ミサイル(このミサイルの破片で住民1人が死亡したという)の発射装置を狙ったという。

別の新聞記事によると、空爆を受けたバスは、スクールバスで、遠足(?)の生徒たちがのっていたみたいだ。

連合軍側は、この空爆を合法的な軍事作戦だといい、フーシ派が「子供を盾にした」と主張してるという。

空爆されたサーダ地方は、フーシ派の伝来の地で、サウジ主導の連合軍が内戦が始まって以来激しい爆撃をしてきたという。
2015年の3月(だったと思う)に、サウジアラビア主導の連合軍側の空爆が始まった。空爆が始まって2ヶ月か3ヶ月経った頃、ニューヨークタイムズにイエメンの普通の人たちの生の声を紹介する記事が載ったことがあった。

ドアが閉まる音がするたびに怯えて目の前の大人に抱きつく子や、爆弾の音を聞くと戻してしまう子。毎晩のようにおねしょをする子供たちは珍しくないという。
お母さんの死ぬとこを見たくないから、お母さんより先に死にたいという子供。
空爆がなくて比較的安全な場所でも物資の不足は深刻で、まるで石器時代みたいな暮らしをしてる、という声もあった。

これは、3年前の声だ。
今、840万人が飢餓に直面する「世界最悪の人道危機」(国連)にあると言われるイエメン。
3年前おねしょをしていた子供たちは、どうしているんだろう。

子供を殺しておいて、「合法的な軍事行動」。子供を殺すことに釣り合う”合法”?そんなもの存在するんだろうか。