ヨウ素剤配備の記事を読んで

東京新聞1面に「ヨウ素剤 学校備蓄進まず」という見出しの記事が載っていた。

原発から5キロ圏内の小中学校や幼稚園などの教育施設では安定ヨウ素剤を「備蓄しておく必要がある」と原子力規制委員会ガイドラインに規定されているという。
が、記事によれば、再稼働した5か所の原発の立地する4県の内、規定通りに配備されているのは鹿児島県だけで、愛媛圏・佐賀県は配備は1部のみ、福井県は全てで配備していないという。


教育施設への配備ゼロの福井県では、記事によれば【「保護者の同意や子供達のアレルギーの把握、学校での管理方法などの課題がある」と釈明】してるけど「県教育委員会を交えた検討は進んでない】らしい。


事故は絶対起こしてはいけないというのが大前提だけど、万が一起きてしまった時のための備えも不十分なまま、再稼動だけが進んでいく。ガイドラインを策定している原子力規制委員会は、家に帰れない可能性もあるのだから、学校、幼稚園、保育園におくべきだとしているという。


再稼働が進んじゃってる以上、万が一のための備えは万全にしなければならないのは当然だとは思う。けど、小中学校や幼稚園にヨウ素剤を備えるということ自体は、なんだかとても異常なことのように感じる。
万が一が起きてヨウ素剤を実際に飲まなければならなくなったら、その時は、幼稚園や保育園、小学校、中学校に通う子供たちが被爆するということだ。

 

そんな危険を冒してまでなぜ?と思うけど、再稼動を勧める人たちにとっては、軽い重りに過ぎないんだろうな。