ハイキュー!! 第308話 針と大剣 感想

W杯ブラジル・メキシコ戦と日本・ベルギー戦の間にブログの更新をしようと思っていたんだけど、更新する代わりにちょっと眠ってしまいました。やっぱり連日の寝不足はきついですね。
寝不足のせいばかりではないかもしれないけど、今回もネガティブな感想になってしまいました。ネチネチした音駒の戦術にはまってしまった、、のかもしれません。


烏野も音駒も、見ている方がしんどくなるほどの”粘り”を見せる。どちらもしんどいけれど、音駒の選手は皆、攻撃する烏野の方がしんどいのだと知ってるみたいだ。

音駒の試合はこれまで、梟谷、戸美、早流川と描かれてきた。その中で、研磨の体力に焦点が当てられることはあったけど、相手チームの体力がとりわけ問題になるような描写はなかったように思う。

でも春高烏野戦では、体力勝負の展開もあるのかもしれない。今回は烏野の田中と旭が第2セット序盤で体力を削られてる描写がある。しんどいラリーが終わって2人ともヘロヘロだ。

確かに、全員での攻撃を続ける烏野のスパイカーたちは、他のチームのスパイカーに比べて何倍も飛び続けるのだから、体力的にはしんどいのだろうとは思う。
けど、まだ第2セット序盤だ。全国優勝を狙えるチームと言われた白鳥沢との試合では、全国3本指のスパイカーのスパイクを受け続け、絶好調のゲスブロックと対峙し続け、シンクロも飛び続けての5セットをフルに戦い抜いた烏野が、こんなとこでヘロヘロになるなんて。それだけ音駒の守備が素晴らしい、ということなんだろうとは思うけど、同時に、なんだかこれまで応援し続けてきた烏野とは別物のチームを見せられてるような気もする。


そもそも烏野はなんでシンクロ攻撃を続けるんだろう。


「俺1人が 攻撃に参加しなくたって」「他の誰かが打つ」「でも そうすれば
次こそ音駒は完璧に拾うだろう」
大地、旭、田中の3人のアップのコマにモノローグのセリフがかぶせられているのをみると、少なくてもこの3人は、シンクロ攻撃をしなければ、ブロックに捕まるというよりフロアで完璧に拾われて、研磨にAパスがかえると思ってるようだ。その先は、速攻なりなんなり研磨のトスワークで完璧な攻撃をされてしまう、ということなんだろう。

烏野は、稲荷崎にも白鳥沢にも勝ってきたけど、だからと言って全国2位の地力がついてるというわけじゃないし、もう一度やって必ず勝てるとはとても言えないんだろうと思う。
けど、それらの試合の中で、お前たちの攻撃は全国に通用するというようなことを何度も言われてきた(たぶん)。で、それらの試合では、シンクロ攻撃だけをしてきたわけじゃない。シンクロは確かに強力な武器だったと思うけど。

その烏野が、シンクロオンリーとさえ見えるほど、シンクロ攻撃を多用しなければならないほど、音駒のブロックは強力で烏野のその他の攻撃が通用しないものなんだろうか。と、どうしても疑問に思ってしまう。
もはや速さにこだわることなく、スパイカーの力を引き出すことの価値を理解した影山の上げるトスは、旭さんのパワーも田中さんのインナーもストレートもキワキワを狙える意外な器用さも、充分に引き出せると思うんだけど。

何より、なぜ研磨を狙わないんだろう。どう見ても、研磨はブロックの穴であるはずなのに、なぜか研磨は狙われない。
菅原さんだって、自分はブロックの穴で狙われると月島に語っていたことがあったと思う。それとも菅原さんとは違って、研磨にはジャンプ力もパワーもあって決してブロックの穴にならない、のだろうか。いやいやそれはないでしょう。
シンクロ以外の攻撃は、きっちりブロックがついて、ディフェンスの形が完成してしまうんだろうか。

確かに黒尾は手練れのブロッカーで、月島の師匠で、守備の要の1人だと思うし、リエーフは、たぶん以前よりは落ち着いて怖いブロッカーになったんだと思うけど。
フクロウ、ヘビ、サルはシンクロを使わずともそれなりにネコのブロックともフロアディフェンスとも戦ってきた描写がされてる。(まあ結局木兎さん擁するフクロウ以外は、音駒に敗れてはいるけど。)

音駒の守備は”穴がない”と説明されてる。明らかにブロックが乱れてる場面でも、速攻も強打も拾ってしまうということは、ブロックとの連携に関わらず、レシーバーが常に穴のない位置取りをしてるということなんだろう(たぶん)。
どうしてそんなことができるのか。その辺を素人にもわかりやすい説明があれば、なんだかすっきりしない展開にも納得できるかもしれない。


音駒戦が始まってから、毎回なんだかモヤモヤするものが残っていたんだけど、今週の影山くんのサーブはそんなもの全部(でもないけど)吹っ飛ばしてくれた気がする。
まさに「ごちゃごちゃうるせえ」とぶった切る感じが、いいなあ。


できればサービスエースだけで10点くらい取ってくれないかな。