ハイキュー!! 音駒戦、第1セットを終えて(1)

音駒との因縁は、今のチームよりずっと以前から続いている。猫又監督と烏養前監督の若かりし頃からのものだから、数十年単位の因縁ということになるのかもしれない。
今のチームでの因縁はと言えば、GW中の合宿での練習試合以来だから、まだ1年経ってない。
あの時烏野は音駒から1セットも奪えなかった。その後東京合宿では多分何十回となく当たってるけど、試合形式とはいえ1セット単位だったみたいだから、3セットマッチの試合として当たったのは、春の最初の練習試合だけなんだろう。

304話で烏野側のモノローグとして
【あの日から 掴めそうで掴めない1セット 傍目には単なる1セット でもおれたちには 劇的な1セットだ】
と描かれていたシーンがあった。
東京合宿で何回も当たっているから、この言葉には違和感があったんだけど、試合形式の1セットと、3セットの試合(練習試合だとしても)では、まるで別物なのかもしれない。そのへんの”感じ”は、やっぱり実際に競技をしたことがないからよくわからないんだけど。

白鳥沢、稲荷崎を倒してきたという冠が付く烏野は、この2チームのこれまでを知らない人たちにとっては、どちらかといえば音駒の挑戦を受ける側なんだろうけど、烏野の選手たちにしてみれば、音駒は超えるべき壁で自分たちは挑戦者だ。

 

ただ、これまで日向と研磨以外は、ごみ捨て場の決戦にそれほど大きな思いを寄せてるような場面はほとんど思い出せないから、違和感があったのかもしれない。

 

同じように超えるべき壁として描かれたのは、青城だ。
インハイ予選での敗北を、春高予選で乗り越えた。
インハイ予選と春高予選の間に、烏野の選手たちが特に青城戦を意識してるように描かれたシーンはほとんどなかったと思うけど、青城戦では今回のような違和感はなかった。
烏野が負けたのは公式戦だったし、試合自体も丁寧に描かれていたからだと思う。