「獣医学部、いいね」の報道を見て

獣医学部いいね」と首相が言ったのは2015年2月25日らしい。
愛媛県が国会に提出した15年3月作成の文書には、この日に加計理事長と首相が面会し今治市に設置予定の獣医学部について理事長が首相に説明、首相が「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と述べたと記載されてるという。
県の文書によれば、2月25日の面談については加計学園の側から県に報告されたことのようだ。
でも、首相も加計理事長もこの日の面会の事実を否定した。

東京新聞朝刊の記事によると、愛媛県が国会の要請により提出した文書の中には、加計学園が、【新潟市の国家戦略特区で提案されている獣医学部の設置が政治主導により決まるかもしれない】と危機感を抱いていたような記述があるという。

首相は加計学園獣医学部新設の計画を知ったのは2017年の1月20日だし、柳瀬秘書官(当時)からの報告も受けてないし、首相から何らの指示を受けた者も一人としていないと一貫して主張している。柳瀬氏も、首相に報告もしてないし支持も受けてないと国会で答弁した。 

 

昼間、恵さんの番組で、コメンテーターの一人が、加計学園の問題について、権力対権力の問題だと思うと発言した。獣医学部の新設を阻む獣医師会という権力、文科省という権力に対して、50年新設がないという強固な岩盤規制を突破しようとする権力(官邸?首相個人?経産省?)の問題だという。そいういう見方をすれば、官邸で総理秘書官と加計学園がどんな秘策を共に練ろうと問題ない、ということらしい(最後の方の発言は他の発言がかぶってしまってよく聞き取れなかったけど)。
権力対権力、、、。なんだかなあ。
小さな嘘を糊塗するために嘘を重ねて大事になってしまった危機管理能力に欠ける権力、公平であるべき行政を私的な目的のために歪めた権力の話ではなく、岩盤規制を突破するために戦うヒーローの話にしたいのかなあ。

 

海の向こうではロシア疑惑についてトランプ大統領が一貫して魔女狩りだと主張してる。

最後まで突き通せば嘘も本物になる(ただし力を持つものの嘘に限る)、のかなあ。

 それはやっぱまずいと思う。