ガザの抗議と大使館移転の報道を見て

テルアビブにある米大使館をエルサレムに移転するとトランプ大統領が発表したのは、去年の12月だった。
実際の大使館移転には数年かかるという見通しも報道されていたから、その数年の間に穏健な方向で大使館移転の問題を解決するのかとなんとなく思っていたけど、実際は数年どころか、エルサレムにある米総領事館内に大使館をおくという形で移転を前倒し。14日に開館セレモニーが行われた。イスラエル建国70年の14日に合わせたという。

セレモニーには、トランプ大統領の長女で大統領補佐官のイバンカさんも出席、綺麗なオフホワイトの装いでにこやかにクシュナーさんと熱いてる様子をテレビのニュース映像で見た。

報道によると、ガザ地区ではイスラエルとの境界で、3月末からパレスチナ人の抗議活動が行われている。もともと5月15日(イスラエル建国の翌日でパレスチナの人々が故郷を追われた日、アラビア語で大厄災を意味するナクバの日と呼ばれているみたいだ)がゴールだったみたいだけど、14日の米大使館移転の日には、これまでで最悪の犠牲者が出たと大きく報道された。
3月末から4月末までの約1ヶ月で40人を超す死者(全てパレスチナ側の犠牲だ)の数を、1日で上回った。少なくても50人以上の死者、2400人以上の負傷者が出たという。

アメリカは、イスラエルには自衛する権利があると擁護するけど、武器を持たない人たちに実弾を使うことが自衛だと言えるんだろうか。

 

火のついたタイヤを転がす黒衣のパレスチナ人女性たちの姿と、対称的な白い衣装のイバンカさんのにこやかな姿。