イランの核合意に関する記事を読んで

2017年の国連での各国の投票行動をまとめた報告書を、米国務省が発表したという記事が昨日の朝刊に載っていた。
総会決議の採決で、アメリカと賛否が同じくした国の割合は、平均31%で、オバマ政権下の2016年の平均から10%下がり、2008年以来の低さだったという。

北朝鮮問題に関してはアメリカと100%一致する(と安倍首相は言っている)日本は45%。100%一致と繰り返し繰り返し聞かされてきたから、ちょっと意外な感じがする。
100%に近いのは日本ではなくイスラエルで、94%とダントツに高い一致率らしい。

イランの核合意からの離脱をどうするのか。締め切りは5月12日。
トランプ大統領の説得にフランスからはマクロン大統領、ドイツからはメルケル首相が訪米したけど、トランプ大統領がどうするのかは、本人しかわからないみたいだ。

マクロン大統領はイランのロウハニ大統領と電話協議して、核合意の修正を提案したという。イランはそれを拒否したらしい。

サウジアラビアは、核合意をめぐる米政権の方針を支持を示してるみたいだ。
サウジの外相は、「さらなる制裁を加えるべきだ」と述べ、中東歴訪中のポンペオ国務長官は「サウジの治安が米国の優先事項だ」と応えたという。

イランの核合意が、ミサイル問題を含まないもので、ウラン濃縮の制限も満了期限が付いている。合意自体は完全じゃないとわかっていても、稼いだ時間の中で丁寧なやり方でそれこそ完全な形に持っていけばいいような気がするけど。シリアやイエメンで実際に対立してる国々からすれば、そんなまどろっこしいことやってられるかって感じなんだろうか。
でも、合意を破棄して制裁を強めて、その先はどうなるんだろう。イランに対しても、炎と怒りで脅すんだろうか。脅しすらまどろっこしいだろうか。