完全、検証可能、不可逆的な核放棄の報道を見て

先日のNスペで、ウィリアム・ペリー元米国防長官が、北の核放棄について、以前より難しいとインタビューに答えていた。そもそも核兵器をいくつ持ってるか誰も知らないのだから、廃棄の検証はもはや不可能だという。

先進7カ国外相会合が共同声明を採択して閉幕。北朝鮮に対しては、完全で検証可能かつ不可逆的な核放棄を実現するという目標を共有、非核化の実現までは制裁を維持する方針で一致したという。
非核化までは最大限の圧力を維持するらしい。

ペリー氏の言うとおり、廃棄の検証がもう不可能な段階まできてるのだとしたら、G7の共同声明の言う、「完全で検証可能」とはどういう意味があるんだろう。

Nスペでは、他の専門家が、アメリカは交渉の第一段階で、核放棄を認めさせ、先延ばしは許さないという見通しを語っていた。彼によると、交渉決裂なら、アメリカは軍事攻撃も辞さないという。アメリカは北朝鮮の自国への脅威は容認しないらしい。
ニューヨークタイムズの記事にも、似たようなことが書いてあった。ホワイトハウス内の戦争について心配してる人たちの中でさえ、会談が早期に失敗することは、価値があるという考え方について、共感を覚える人がいるらしい。金正恩大陸間弾道ミサイルを完成するまでの半年ないし一年の猶予を与えるより前に、その意思を打ち砕くべきだという。

南北首脳会談も近づいてきて、なんとなく楽観的な空気が漂う中で、とんでもなく大切な何かを忘れてるような気がして、楽観ムードに浸りきれないような、変な感じがする。