日米首脳会談の報道を見て

日米首脳会談が終わった。
報道によると、米朝首脳会談で拉致問題を取り上げて欲しいという日本側のお願いを、トランプ大統領は聞き入れてくれたみたいだ。

トランプ大統領は、2016年の大統領選挙中、金正恩と話ができると言っていた。けれど、就任以来対話モードはすっかり消えて、テレビのバラエティ番組のノリのような言葉で北朝鮮と罵り合いを続け、その間北朝鮮は核実験、ミサイル実験を加速させた。
年が明けて、オリンピックが終わって、南北首脳会談の話から一気に米朝首脳会談を開くところまでとんとん拍子にことが進んでる。
朝鮮戦争を公式に終わらせる平和条約も議論されてるみたいだ。

報道によれば、今回の米朝首脳会談への道筋は、CIAが主導したという。
極秘で訪朝し金正恩委員長と面会したポンペオ長官に同行したのもCIA職員で、国務省からもホワイトハウスからも同行者はなかったという。(ポンペオ氏が国務長官になったらどうなるんだろう。)

トランプ大統領と安倍首相は、北朝鮮に対してずっと強硬な態度で一緒にやってきたけれど、結果は、米朝首脳会談が開催されることになり、日本は韓国とアメリカに拉致問題をそれぞれの会談で取り上げるようお願いするだけの(少なくてもそう見える)立場になってしまった。

北との対話を模索していたティラーソン前国務長官とは違い、トランプ大統領は安倍首相同様、圧力一辺倒のように見えたけど、結果から見ると、見えないところで別の道も探っていたということになるんだろうか。安倍首相とは違い、結果としてトランプ大統領は、圧力一辺倒ではなかったということなんだろうか。

いつ頃から変わってきていたんだろう。日本の外交を担う人たちは、その変化をとらえていたんだろうか。
トランプ大統領を読み解くのはとても難しいことなんだろうとは思うけど。